対面でのプレゼンが当たり前というのは、今や昔の話。
コロナ禍にはオンラインでのセミナーやプレゼンが通常のスタイルとなった。
そして、今は対面のスタイルが戻りつつあるが、対面+オンラインというハイブリッド
のスタイルという選択肢も増えた。
オンラインを活用した方が、より多くの関係者が参加できることもあり、
わざわざ全員が出張しなくてもよいため、大変便利で、効率も良い。
たとえばお客様の会社に出向くプレゼンをハイブリッドで行う。
プレゼンする側がハイブリッド、お客様は全員対面というケース。
現場に行く対面担当の人が主役となって、話をすすめる。
お客様の顔を直接見て話せる人は、その役割をしっかり担い、空気を読みながら
ファシリテートしていく必要がある。この役割分担が実は大変重要だ。
オンラインで参加している人ももちろんも説明やディスカッションにも入る
が、現場にいないという点では、対面で話すよりは、どうしてもの距離感はある。
音が聞こえづらかったり、お客様と対面担当のやりとりで何かあったときに咄嗟に
ヘルプできない。そばにいれば、すぐサポートできるのに・・・。
リモートで参加する側にはちょっともどかしい感じになることもある。
全員がオンラインであれば距離感が同じでこれはこれで問題ないが、
お客様側が全員対面で、プレゼン側がハイブリッドになると、対面担当の力が
試される。
でも、どこからでも何名でも参加できること自体、素晴らしい。
コロナのおかげで、ハイブリッドプレゼンが日常になったのだ。
と、ハイブリッドプレゼンに、リモートで同席しながら、リアルコミュニケーション
に勝るものはないということと、利便性を活かしながら、どう役割分担をして、
伝わるプレゼンを行うのか。について改めて考えさせられた。
ポイントはチームワークだろう。
ハイブリッドプレゼン
同じことは話せない。
子供のころから、オルガンやエレクトーンを弾く際、アド・リブが得意であった。
アド・リブ、即興・・・。その場の発想で自由に表現するスタイル。
その場で自由に弾いてしまう、それなりに弾いているだけで曲ができる・・。
もちろん楽譜はない。勝手に指が動くというものだ。
これは話をする場合でも、即興的に言葉が出てくる。
話すことを生業としている人には、それは当たり前のことか?
台本どおりではなく、それがなくて話せること。
ある仕事で、同じ内容で同じ時間で、違う人に向かって話すという
タスクがあった。
パワーポイントで何枚かを見せるようにし、そこにはポイント的なワードや
デザインを入れているだけで、原稿はとくにない。
この流れでこういうことを話せばいい・・という程度の準備。
構成さえ崩れなければ、それなりにカタチにはできる。
ということで、3回の本番を続けて行った。
予想どおり、同じ話はしなかった。できなかった。
聴いている顔を見ながら、相手の様子を見ながら、話題を少し変えたり、
起承転結は変わらないが、とにかく違う話になっていた。
ライブで鍛えられているからかもしれない。その場でのベストを尽くす。
ということで、三回とも違う話になったが、3回とも聴いていただいた方には
その違いをしっかり体感いただけた。
話術があるとか、そういうことではない。アドリブが得意ということだけだろうが
同じことは話せない。気が付けば自由にやっている。自由にやれるときの方が相手に
ライブに伝わる感覚もある。
原稿を作らないで人前で話す経験を重ねてきて、また即興に親しんできた時代もあって
それらが今に生きている。
説得力のある話をしたいときには、自分の言葉で。
いい点を組み合わせる。
最近、ビジネスコミュニケーションでは、メールの他に、たとえば TEAMSのように
チャット形式のツールも活用されている。
メールは自分から見に行かないといけない。という点で、情報が入ってくる、動きが
わかる、やりとりが容易という点で、チャット類の便利さは確かに使ってみると
良い点もある。
とくにチームで仕事をする場合には、それが有効であると最近、実感している。
「いいね!」という顔マークでのレスポンス。顔マークで返事の内容や、評価の状況が
ひとめでわかる。お互いに人間関係ができて入れば、違和感なく受け入れられる。
人間関係があるという点は大切と思っている。
一方、この顔マークでは、丁寧さはないため、相手によっては失礼な印象になることもある。
反面、メールであると、思いを伝えたりできるので、その良さもある。
でも、長文のメールになると、ちょっと・・ということもある。
今コミュニケーションのツールは多様である。
だから、それぞれの良さを理解し、相手やオケージョンによって使い分けたい。
また、自分らしいやり方ということもあるかもしれない。
いずれにせよ、相手に如何に伝えられるか?が大前提になる。
そして、どんなツールよりも、対面、リアルなコミュニケーションが一番重要で
あることは間違いない。
いい点を理解し、組み合わせてうまく使う。
気持よくちゃんと伝えたい。
伝わったかな?の確認を忘れず、今日も丁寧に過ごしたい。
働いていただく。
すでに,現在大学4年生の就職内定率は7割を越えているということで、
大変驚いてしまう。
いかに3年のときから真面目に就活をされてきているのか。そして
まだ1年学生生活が残っている段階で、安定した未来も手に入れている。
有意義な4年生をお過ごしの学生さんが多いということだ。
大学3年になったら就活。もっと勉強する時間を持った方がいいのに。
大学生活とは、就活の時間なのか?そんな風にも思える。
そして、企業にとっては早い段階に内定は出したけれども、
来年の春に本当に入社してくれるのだろうか?
ということで、内定後もさまざまなコミュニケーションをとる。
学生が他に行かないように、辞退防止ということらしい。
そのための今どきの企業努力も、大変だとつくづく思う。
一方、この春入社した新入社員で早くも退職した人も多いと聞く。
まだ1か月。いや、入ってすぐやめる人もいるとか。
そのやめ方も、自分で退職の連絡をせず、代行業者がそれを担うらしい。
そんなビジネスもあるということで、これもびっくりするが。
せっかく決まった就職先もいざ入ってみたら、期待していた職場、配置とは
違っていたということで、やめていくそうだ。
少しの忍耐やしばらくの努力はないのかと思ってしまうが・・・。
なんだか、働く人が偉くなっている。
企業は「働いていただく」相手に、いたれりつくせりの対応をする。
働かせていただく。この気持ちがないと、うまくいかないのではと
思うが、どうも「働いていただく」という現実だ。
人がいないと企業は成り立たない。
いい出会いを得ること、そして関係が途切れないこと。
学生さんも大変であろうが、企業も大変だ。
就活をろくにしてこなかったわが人生であるが、
そんな苦労もなく、いい会社に出会えたことは、本当にラッキーだったのだと
今改めて思う。
働かせていただけて、ほんとうに良かった!
雨が降っても、心は晴れで。
昨日の投稿に続いて、雨の日のコンサートの話題。
足元が悪いなかのイベント開催は、何かと気がかり・・・。
「雨なので、お客さん来ないのでは・・」
主催者にそういうと、
「いや、雨だからコンサートに来ないというのはないと思います。
大丈夫ですよ!」
そして、本番の時間。控室から会場に出ていくと、
いつもどおりのお客様!席はだいたい埋まっている。
ああ、皆さん来ていただいたんだ。
「雨のなか、今回も集まっていただき、本当にありがとうございます・・・」
すると、一番前のお客さんが
「今尾さんの顔見たくて、来たわ」
とおっしゃり、会場も和む。
雨が降っても、足元が悪くても、出向いてくださることに
感激し、なぜかいつも以上に心を込めた演奏ができた。
リハーサルのときにうまくいかなかった曲も、まずまず。
終始お客様も笑顔、そしてときにしんみり、しみじみ・・。
最後は、鵜飼開きを祝して、鵜飼をテーマにつくった
「やがて・・・」でフィナーレ。
あたたかい拍手とともに、無事終了。
「足元に気を付けてお帰りください」
ひとりひとりを送る。
皆さん、帰り際に
「ありがとう。楽しかった」
「次も楽しみにしているね」
「しばらく来れなかったけど、今日は来たよ」
名前も知らない方も含め、みなさん声をかけてくださる。
これが顔見知り?
きっと町であっても、声をかけられるぐらいに、お顔はしっかり覚えた。
雨がほとんど上がっている。
朝、雨の中、衣装を持って傘をさして、実家まで出向き、発声練習をして・・・
長かった半日が気持ちよく終わり、次の仕事に向かう。
気持よく、笑顔で。
雨が降っても心は晴れで!
何でもこうやって終わりたい。そして次に進みたい。
帰ったらメッセージも届く。
「お疲れ様でした。今日はいつも以上に良かったよ。」
「今回は友達の母を連れていけなかったけど、今後は一緒にと
思っています」
そういえば、主催者のオーナーさんからも
「今日もしっかり聴かせてもらいました。次回も楽しみにしています。」
とのお言葉もありがたかった。
続けよう。これからも。
ふるさとに自分ができること。
音楽の力で、町に小さな灯をともし続けたい。
晴れても降っても。
本日は岐阜新聞でのロビーコンサート。
何を演奏するか‥などの準備はもちろんしっかりせねばならないが、
肝心のお客様のご来場のことは、とても気になる。
これは気候やお天気に影響されるからだ。
予め予約していただいたり、チケット購入いただくようなコンサート
であれば、天気が少々悪くても予定どおり来られることが多いが、
これは、新聞社の誠意で継続いただいている企画であり、
入場無料、コロナも落ち着いたので予約も不要という方式。
であるため、天気がよければ出かけようという気にもなるが、雨や雪が降れば…
また暑すぎてもいけないし、寒すぎてもいけない・・となかなかむつかしい。
と、実は毎回ドキドキしながら、やってきた。
おかげさまで、いろんな時があったけれど、
いつも多くのお客様に足を運んでいただいているが
本当に、その時間になってみないとわからない。
急にこれなくなることも多々ある。
こんな風にお天気に左右される仕事、活動は、本当に貴重である。
謙虚になれるし、ある意味、神任せ?にもなる。
天気ばかりは努力ではどうすることもできないからだ。
これまで、雨予報だったのに、降らなかったということも多かった。
今回もぜひ小さな奇跡がおきてほしい。
足元が悪い中、おいでいただけるお客様に心から感謝をして、
来てよかったと思っていただける 魂の演奏を!したい!
フジコさんには及ばないけれど・・。
予報通り、雨が続いて夜が明けた。
なんとか午前中には、やんでくれることを祈り、
でも、
降っても、止んでも、心は晴れ!で
演奏の場をいただいていることに、おいでいただけることに感謝して、
今日のプログラムをやり遂げたい。
「楽しみにしてまーす!」この声に応えたい。
おもしろうて、やがて・・・の夜がはじまる。
世間のゴールデンウィークも終わり、昨日5月11日は長良川の鵜飼開き。
昨年10月15日で閉幕してから、7か月ぶりに、観光地岐阜がにぎわう。
毎年、初日と最終日は近所住人の皆さんの見物も増える。
鵜飼い船に乗らなくても 長良橋の上から、左岸から多くの人が集まっている。
総がらみという六隻の鵜飼い船が並ぶクライマックスまでを、じっと待つ。
写真は、スマホで撮った長良橋から見えた鵜飼いの様子(上)と金華山と岐阜城、花火のクライマックス(下)。
初日は花火もあがって、大変ドラマチックな夜空と水面の祭典を楽しめる。
この幽玄なる世界を見続けながら、頭の中では鵜飼をテーマにつくった
「やがて・・・」が鳴り響いている。
ふるさと岐阜で一番好きな場所。
長良川を見下ろしながら、闇に光る岐阜城を見上げ、信長はどんな風に鵜飼いを見たの
だろうと改めて、想像を膨らませる。
時代の移ろいを感じながら、そして、自分のふるさとはここであると、改めて。
日本に世界に素晴らしい町は無数にあるけれど、この風景は、実に美しいと思う。
すっかり冷えた身体を忘れて、つい見入った。
この余韻を、明日のコンサートまでとっておきたい。https://www.mahsa.jp/5%e6%9c%8813%e6%97%a5%e5%b2%90%e9%98%9c%e6%96%b0%e8%81%9e%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%88%e5%87%ba%e6%bc%94%e3%81%a7%e3%81%99/
それにしても、水面に映るかがり火は、本当に美しく、そして私には父と母の生きた証にも
見える。
鵜飼は、自分にとってレクイエムでもあるかも。
おもしろうて、おもしろうて、やがて・・・。
そして、ふるさとは遠くにいても、近くにいても思うもの。
じぶん中心の、他人ごと社会への憂慮。
ここしばらく、出張の荷物を減らしたく、またデスクワークの時間が
なさそうな出張にはパソコンを持参しないことにしている。
メールの確認や対応は、今のスマホで十分できるし、なんといっても
車中では、カチカチやりたくない。
若い時は、車内でもパソコンに向かっていて、今から思ったら
キーボードをたたく音は、きっとご近所様にご迷惑だったかも・・・。
最近・・耳をふさぎたくなる席に座ってしまい、席を移動することも
あるため、自分ではそうならないようにと、パソコンはたとえ持っていても
車内では開かないことにしている。
とにかくカチカチの音は、公害。駅ピアノ、町ピアノもときに公害と
思っているのと同じく、車内のパソコンの操作音も同じだ。
とくに睡眠をとりたい時には、大変困る。
また、音を出してスマホで動画を見ている人も時々いる。
お前の家じゃないんだぞ!と怒りを覚えることもある。
さらに、電車の中でのテレビ電話。大きな声で通話している外国人。
おまけに、大きな音楽を垂れ流しながら、窓を開けたまま大通りを走っていく
若者や、外国人・・・。
これらの光景は、この1日で見聴きした現場である。
全部、不快きわまりない場面であった。
みんな、自分中心。そして人のことは、他人事。だから気にならない。気にしない。
だから気を遣うこともない。
ネット社会の功罪か、公共という概念がなくなってきたような・・。
みんなの社会ではなく、わたしの世界になっている。
こんなことでは絶対にいけない。
と、長時間の車中で眠ることも、静かに考えることもできない1日を終えた。
と書きながら、自分も人のことを言えないのかもしれない・・。と
我が身も点検。
みんなが笑顔、快適な世の中になるように。改めて・・・。
出会いが、化学反応が楽しみ。
普段、公私含めておつきあいさせていただいているのは、
30代から80代といった、わりと幅広い年代層。
年上の方とのやりとりは、少しづつ減っていく一方、
同年代、年下の皆さんとのやりとりは増えている。
学生さんとのかかわりも最近、少し持たせていただき、
よく言われるZ世代と言われる人々との出会い、交流も
新鮮に感じることも多い。
そして、今日は新卒の社会人の皆さんに出会う予定。
一緒に意見交換したり、研修に参加したり・・。
いやはや、どんな人たちに出会えるのかと、ドキドキする。
自分がどう感じるかも大切であるが、
若い方から見て、自分はどうか?がポイントである。
せっかく出会えるのだから、なんでもいいから、
いい影響、良き印象を残しながら、新たな出会いが
いい化学反応になれば・・・。
生まれた時代が少し違っても、共感でき、共創できる
関係にはなれると思う。
そんなことも、つい期待してしまう。
元気で気合の入った若者とコミュニケーションができる。
今日も新鮮な1日!
そんな希望を抱き、新潟へ出発!
どんな顔して話してる?
コロナからのギフトのひとつは、オンラインミーティング。
いわゆる「リモート」。
これだけは本当に、「コロナ様に感謝」と言いたいぐらい、
新発想の仕事の仕方を教えてくれた。
選択肢が広がった。
これで生産性を上げることができたという企業も多い。
そして、今もオンラインは日常のなかにすっかり定着している。
他の仕事をしていても、すぐそのまま どこかの誰かとミーティングが
できる。
本当に便利。
さて、そのミーティングの場合、自分の身なりを見直すことは習慣化されている
だろうか?
自分の場合は、一応、鏡を見てからパソコンに向かうようにしているが、
会社などにいると、すぐに鏡が見られるだろうか?
なんとなく、パソコん作業をしていて、そのまま駆け込むという場合も多いのでは?
今のこんなビジネスライフを考えて、おしゃれなグッズを考えた仲間がいる。
インテリアミラー。
https://storio.store/products/mirror
デスクの上に常に置いておき、会議の前にさっと自身の姿を確認してから、スイッチオン!
形もユニークで、癒しにもなる。
パソコンに向かう時間が長くなった今、少しでもデスク回りや、自分自身の仕事空間を
楽しくできたら。。という発想とのことで、この曲木を使ったやさしいフォルムもさすが!
ということで、リモート会議の前にも、自分の顔や身なりを1分見直す習慣があると、
印象もさらに良くなる。
もちろん、リアルなミーティング、面談の方がもっと相手に表情や気持ちがダイレクトに
伝えられて良いけれど。
対面のときも、鏡を見てから、面談に、会議に臨みたい。
と、昨日、終始笑顔で面談いただいた社長さんにお会いしたため、きっと事前に鏡を
見ておられるのだろうと想像。
どんな顔して話している?
見られていることを忘れずに!