まさこさんへのメガエール(5月2日分)

5月2日朝、公開したはずの原稿が、消えてなくなってしまっていたため、再度。
消えてしまったので、もう一度書き直す。

とてもエネルギッシュな女性がいる。
新潟で出会った。60歳からUターンで起業され、65歳の今年、5周年を迎える。
5月5日が彼女のお店(カフェレストラン)が開店日だったということで、
「じゃ、555でGOGOGO。ぜひお店で5周年の記念コンサートをしましょう!」
と約束していたのが、今年初めのこと。
「今尾さんの愛の賛歌、最高!」といつも、ディナーショーも催促してくださる方で
私としても、何か一緒にしたいと思っていた。

その後、残念なことに、この5年間、ふるさとでお世話されてきたお母さまが亡くなった
との報せが入り、コンサートはいつでもできるから、5月に限らず、今年中にやれば
いいですよ~。と悲しみの中、そんな話し合いをしていた矢先・・・。

4月前半。1通のメールが入る。
その大切なお店とご自宅が火事になってしまい、全焼されてしまったとのこと。
驚きとショックでしばらく動けなかった。
なんとそんなことがあるのか・・・。
すぐ電話して、声をかけたかったが、その後連絡がしばし途絶え、どうされている
ことだろうとただただ、心配をし、4月が過ぎた。
5月に入り、メールが届いた。
「わたしは復活しました。これから元気に生きていきます。これからも宜しくお願いいたします!」
元気にあふれ、笑顔が浮かんでくる文面に安堵、と同時に電話もかかってきて、
声を久しぶりに聴き、心で抱き合った。
「ご無事でよかった、ほんとうに。」
モノは消えても、思い出はたくさん、宝物は消えない。
これから、ふるさとを離れ、お子さんたちと一緒に生活をされるとのこと。
近々彼女に会いに行くつもり。
そして、やはり元気いっぱいで常に前向きな まさこさんに、メガエールを送りたい。
いつか、二人で楽しいことを必ず。
新しい住まいは、横浜になる。数年前まで、彼女が長年住んでいた第二の故郷である。
UターンのUターン。予期しなかったことであろうが、でも、必ず道は前に開けている。

ピンチやチャンス。まさこさんの強さ、本当に素晴らしい。
見習って、元気に生きるのみ!

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がらくた?お宝?発見。

あたたかくなり、暑くなるまでの間に、再び親が遺したものたちを
整理再開。寒い間、やる気がおきず、半年ほど放置していた。
こういう仕事は、気持ちがのって、一気にやらないと進まない。
ということで、連休の合間に少しでもやろうと、腰を上げる。
亡くなった当時は、なぜか勢いで片付けを進めていたが、
一度休むと、なかなかエンジンがかからなかった。
面倒くさいからだ。でも、結局誰もやってくれないなら、
早くやった方がいい。と言うことになる。

実家に残されている、謎の大きなスーツケースが数個。
何が入っているのか。主人たちが旅に出なくなって
何年も、まさに開かずの間状態。
なぜかずっしりと重いため、一体何が?と気にはなっていた。

コロナをまだ知らない幸せな時代、親たちが元気な頃、
本当に頻繁に旅に出かけていた。
70代まではアジア方面ではあるが、海外へも何度も出かけており、
その後は、国内に出向くことが増えた。
どこにそんなお金が?と不思議なぐらいであったが。

さて、今回初めて開いた、その大きくて重いスーツケース。
想像どおり、海外に旅したときのさまざまなものが保管されていた。
母にとっての「思い出の品々」である。
旅行会社から渡された旅のしおり、保険の控えから各地の観光パンフ、
ホテルの袋、はおり用の衣類などなど・・・。
現地で使った衣類はすぐ洗濯したであろうから、着なかったものは
また今度持って行こうとそのままそこに残されていたのだろう。
よく旅先で寒くなったら、雨が降ってきたらと持参する軽量防水の
上着。まさに旅行会社のガイダンスに従って用意していたんだろうな
とさまざまな様子が目に浮かぶ。

そして、その中から、その現地で調達してきたであろう、お土産品が
隠されていたかのように出てくる。
まさに、「触って触ってなんでしょう」といった、クイズ番組に
出演しているかのようだ。
「ん?硬いな。これ、何?石」
と他の荷物に紛れて、グリーンのパワーストーンなどが出てくる。
絶対に使わないような派手なプリントのテーブルクロスや、動物の
キーホルダー、ボールペン、怪しげな飾り物など・・・。
このスーツケースを開けなければ、出会うことがなかった世界の
個性豊かな小物たち。
きっと誰も着ないし、誰も欲しくないおみやげ物・・。
でも、母は誰かにあげようと思い、現地で購入し、大切に保管
していたのだろう。よく現地に行くと、その現地の雰囲気で
買ってしまうものの、帰宅するとなんか合わないなと後悔する
ことがあるが、そういう類のものである。
と、そんなことをやっている間に時間が経ってしまう・・・。
「今日はここまでにしよう」。

スーツケース数個を開けつつ、今年の連休は親たちが出かけた
旅につきあっているようだと、ひとり笑う。
楽しかったんだろうな。元気なうちにいっぱい出かけることが
できて、本当によかったな~。

どうみても「がらくた」いっぱいのスーツケース。ここには
リアルな親の人生のひとときが詰まっていた。
なかなか、片付けは進まない。
嫌な片付けだけれども、見ながら呆れながら、
親の一生を追いかけ楽しんでいる自分がいる。

どこか寂しいのは否めない。でも、慣れるしかない。

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テンポを変えて、時の間を楽しむ。

急に動きを止めたら、再び動き出すのが大変だ。
もう何十年も前から、休み癖を付けないことにしている。
頭が仕事から離れると 再開が苦しくなるから。

もちろん睡眠時間を少し多くしたり、講座を聴いたり、
映画を観たり、本を読んだり・・・いろんな活動を
して普段よりリラックスして過ごす。
書類の整理や片付けもいい。
とにかく、めいっぱい消費・浪費するだけが休みではない。

再び元気に走り出せるように、スタンバイしながら
適度に緩める。
休日の最終日になって、
明日から会社へ行くのが嫌~というケースもよく聞くが
そういう休み方ができないのは、前世がマグロだったのかなんなのか・・。

でも、この生き方が自分には気持ちいい。
休み過ぎず、緩めて過ごす。
そう、いつもアレグロやビバーチェで歩いているならば
今日あたりは、アンダンテ、とくにアダージョもよし。
ゆっくり、時間(「時の間」)を感じながら・・・。

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裏返しの写真。

よく家族の写真を仕事場や自宅で飾る人がいる。
とくに遠く離れている場合、会えない場合には、そうするだろう。

親の写真。
両親が元気なころ、身の回りに写真を飾るということはなかった。
実物がいるわけで、また声もすぐ聴けるし、メールも送れるわけで・・。
そんな頃は、写真を持ち歩くことも、飾ることも・・そんな発想すら
なかった。

そして、亡くなってからは、
実家の仏間やリビングなどに、小さめの写真を何枚か飾り、
戻ればその写真を見て、話しかけている。
そこはもともと親がいた場所であるから、自然とそうなった。

一方、自分の自宅には、同じ小さいサイズの写真。
しかし、基本的に裏返しにしてあり、何かあるときに
ひっくり返して、ちょっと見て、また裏返しにしてきた。

別居してきた親の写真が飾ってある・・というこの風景に、
慣れないというか、なんだか写真を直視することができず、
この世にはもういないのだということを認めることができず・・
とそんな心理かもしれないが、とにかく
この1年間。基本的に写真を裏返しにしてきた。
両親がいないということを、信じたくなかったのだろう。
見ると哀しみがわいてくるのを避けたかったのだろう。

母の旅立ちから1年経ち、最近、やっと写真を表向きにしても、
平気な日が増えてきた。
表向きにしても、見ない。直視できないことが多いが
それでも、裏返しでなくても、平気になってきた。

ただ、写真を見て話しかけることは、まだできないでいる。
写真を見ると、会いたくなってしまうものだ。
だから、じっとみつめることはできないが、
いろんなことに、だんだんと慣れていくのだろう。
慣れるということは、その環境に一体化されていくということ。
無理せず、自然体に。
もっとも、写真がなくても、見なくても、心のなかに
棲んでいる、いつもいる。

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GWとウクライナ。

明日から、日本では大型連休がはじまる。
今年こそはと、多くの人が移動をし、しばしのリゾート、解放のときを
思い思いに楽しむ。
ああ、日本はなんと幸せな国かと思う。
(但し、「今のところ」と言う枕詞をつけたくなるが・・・)

少し前までは、さあどこへ旅行しようかと計画し、海外へ出発する人も
多くいた。
そんななかに、今戦禍のなかにあるウクライナに行こうと思っていた人も
おられることだろう。


私がもっとも大好きな映画のひとつ。
「ひまわり」を何十回も観て、未知の東欧世界と戦争の歴史に触れ、
あのドラマチックな物語と作品の完成度に観るたび胸熱くなり、涙も流し・・。
その舞台がウクライナ。
今回の戦争で、その地の名前は一気に世界に知れ渡った。

いつか、キエフと呼ばれる町に行きたいと憧れをもっていた。
モスクワにももちろん興味はあったが、キエフにはノスタルジー漂う
何とも言えないロマンを感じていた。
そう、東欧の京都という名にふさわしい存在とイメージしていた。

それなのに・・・。

最近、テレビで平和だったウクライナの町の旅の番組をやっており、
複雑な気持ちになった。
美しい街は、同じように戻ることはない。
この国の傷は、私たちが生きている間に回復はしないだろう。

改めて思う。
この2か月の信じがたい無残な光景は、全部映画だったら良かったのに

と強く思う。

ああ、ウクライナ。
ヘルソンには今年も ひまわりの花が咲くのだろうか?
戦車が広大な畑を前進しているかと思うと、胸がつぶれそうだ。

あの映画のようなひまわり畑にいつか行けるだろうか。
行けるように。
あのひまわり畑の下には、前の世界大戦で亡くなった戦士たちが
眠っていると聞いたことがある・・・。

だから、一刻も早く戦争を終わらせてほしい。
そんなこともあり、
私自身は、今年の連休は、平和を祈りつつ、
静かに過ごしたい気持ちだ。

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今年のファーストミッション達成。

個性ある仲間たちと一緒につくった 、会社のテーマソング。
お披露目を無事終わらせることができた。
会社設立の5周年行事として、その作品をみんなで演奏した。
全員に希望のイメージや歌詞に入れたい言葉などをヒアリングし、
それを踏まえ、ひとつの曲にして出来上がり、レッスン開始。
3~4回の練習で本番。楽器も名古屋からせっせと運んだあの日が
懐かしい。みんな、それをフル活用してくれた。役に立ったようだ。

その会社で働くご本人だけでなく、会社の関係者や親御さんたち、支援者
の皆様にも参加いただき、みんなの演奏を聴いていただき、
そして、最後は全員で合唱した。楽しい会になった。
ご家族の皆様は、会社でのわが子の姿を見て安心され、喜んでおられた。
いい会社に入って仕事をしているんだと。
ご本人たちも、全力でがんばった!と満足。職場の自分を家族に見て
もらう機会はあまりない。いきいき過ごしているところを親に報告
できて、親孝行ができた。

「春には、こういう日を迎えるようにする。」
半年前に思い立ったイメージは、実現した。
今年のファーストミッション達成。
みんながんばってくれた。緊張したといいつつ、とてもうまくできた。
手話も素晴らしかった。
やればできる!ということもわかってもらえた。
これからはぜひ、仕事でも新しいことに挑戦してほしい。
障がいがある人もない人も。一緒にできることを一緒にやろう。
近日、演奏の様子はWEB上でごらんいただける予定です。
本日は歌詞のみ先行公開します。
今朝もメロディが頭から流れてくる感じだ!

シャイン・マーチ ⒸMasako Imao 2022
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いざ、本番!

今日は、半年以上前から仕込んでいたことの本番だ。
ダイバーシティ&インクルーシブを目指す仲間たちのアニバーサリーイベント。
会社の創立5周年の節目に行う、小さなイベント。
一緒に考え、つくったオリジナルソングをご家族やお世話になってきた施設の皆さん、
会社の方々にお披露目をする。
この企画を思いついてから今日までの道のりを思い出す。
いやー、夢が本当に実現したな。やっぱり、想えば叶う。
ちょっと感慨深いものがある。
ほんとうにできちゃった!やろうと思ったらやれる。やろうと思ったら
応援していただける。やっぱりひらめきと行動は大切だ。

今日のために何度か練習もした。
限られた回数、時間ではあったが、その中で、一生懸命に取り組んだ。
自分ができることは、やった。そして、皆さんも本気で取り組んでくれた。
私は本番に向かうプロセスこそが大切だと思ってきた。
ひとりひとりが、新たなことに挑戦することを応援したいと思ってきた。

皆さんの目が輝き、本番という節目に向かって、成長されていくさまが、とても
うれしいと思った。先日の練習では、手話のご披露に心から感動した。

きっとゆうべは、「明日は本番!」と緊張しながら眠りについた人もいるだろう。
また、今朝、「今日は本番!」と早く目が覚めた人もいるかもしれない。

皆さんにいいお披露目できるように、そのサポートを心を込めて行うつもり。
この仲間のために、いい曲ができて良かった。
小さいながらも、残せる仕事がひとつ増えたことがうれしい。

さあ、本番。すでに、頭のなかで、素敵な拍手が聞こえている。

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平和のなかの多忙に感謝しながら・・・

コロナとともに迎える3年目のGW。
どうやら、今年は昨年と比べ6割増しの
旅行客が見込まれるようだ。
暮らしが平常モードになることは、本当にありがたい。
皆さん、わくわくの日々に向け、今週をスタートされていることだろう。
あと何日、あと何日。
大人も子供もカウントダウン気分かもしれない。

そんな休み前に向け、そんなときに集中して、
いろんな予定が入ってくる。
連休前後とは、そういうもんだと昔から思ってはいたが。
今週も連日、おかげさまのてんこもりもりの予定である。
なかには、自分が企画したイベントもあり、初めて試みるコミュニケーションも
あり、ほどよい緊張感に包まれる。

毎日が本番。
これをひとつづつ、毎日しっかり完成形をイメージしながら
進めていく。
そして、ひとつづつ終わらせて、次に向かう。
今週前半は、毎日新幹線とともに1日が終わり、終わる。
その移動中に、しっかり本番に向けてのイメージを整えよう。
すべての本番。目指すはみんなの笑顔。
それができれば、すべて成功。

平和で自由な朝を迎えられて今日に感謝しながら、
1日を大切に進めていきたい。
忙しいなんて、贅沢なこと。幸せなこと。

早く戦争が終わってほしい。
そうしないと、個人的にはこの連休も楽しくはない・・。


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心遣いの承継。

新潟小千谷より、お届けものを受け取る。
長年親しんできた、なじみの食品。鮭などの加工品でブランド名は「吉雪」。
雪は人々に吉をもたらす、ありがたい存在。という新潟の人々の雪への思いが
込められている。その名づけ親でもある創業者と出会い、十数年、おつきあいを
深め、その関係は、その方がコロナ禍で亡くなる前まで続いた。
その「吉雪」が届いたのである。現社長である娘さんからである。手紙が同封
されている。
「・・・・4月19日の新潟日報の記事を拝見しました。長らくお疲れ様でした。
1200社のなかの1社である、うちも大変お世話になりました。きっと母が
生きていたら、新聞を見てすぐ手紙(メールかもしれませんが)を書き、
そして、吉雪を送っていると思いますので・・・。」
とのメッセージがそこに記されていた。
母が生きていたら、きっとこうするだろう。ということを娘さまが想像して
お母さまの代わりに、送ってくださった。
その想いが、本当に本当に心に沁みた。
二代にわたり、心遣いいただけるとは、なんとも・・・。
そんな感激にひたった夜から、日付が変わり、4月24日。
今日はそのお母さま、吉雪の生みの親である美智子さんが旅立ちから2年だ。
時間は経っても、忘れる日はない。
そして、娘さまがお母さまの想い、思いやり、おもてなしの気持ちを受け継ぎ
仕事をされ、元気にご活躍されていることを思うと、美智子さんもきっと喜んで
おられることだろうと嬉しい気持ちになる。
今日は空を見上げて、美智子さんを思い感謝の祈りを捧げたい。

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コミュニケーション アスリート。

気が付けば、朝の7時半から12時間、ずっと誰かを話しをする、打ち合わせ、
会議をしていた。と、そんな日も週に何度かある。
そんな1日は、とても体力を消耗する。
そう、ずっとしゃべって、聞いて、頭をフル回転し、気も少々遣いながら・・・、

長時間のさまざまな人とのコミュニケーションは、まるでスポーツでもして
いるようだ。
ときに寄り沿いしっかり聴く。ときに演じるかのように表情豊かに。
場を盛り上げるときにはそんな元気放出も必要だ。
また、笑顔をキープし、表情でコミュニケーション。
とにかく、コミュニケーションはエネルギーを消費する活動だ。
体内の細胞が動いている実感がある。

ただ、毎日それをやっていると、鍛えられるが、疲労も蓄積される。
ときに、さまざまな力をチャージしたり、
コミュニケーションレスの日があることも必要だ。

今週、来週はコミュニケーション アスリートの日が続く。
とくに来週は毎日マラソンしながら山登り?

まさに体力と気力と知力の勝負だ。
マイゴールまで軽やかに走るために、スタンバイ。
スポーツするようにコミュニケーションする。
コミュニケーション アスリートという新語。
なかなか、耳ざわりもいい感じかも?

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