心のふるさと、幸せな人生。

無事、新潟でのディナーショーが終わった。
6年ぶりの開催。
やってみるかと決めて、ドタバタ準備から本番。
もっとここをこうすれば、伝えたかったという点もいろいろある。

でも、やってよかった!
久しぶりの会場、懐かしいお客様、信頼のパートナー、スタッフ・・・。
ああこんな時代があった、新潟はやはり心のふるさとであった・・・。

コミュニティラジオでの「愛の元気人」という番組をやらせていただいたあの時代。
6年前までの新潟時代と、その後のさまざまな変化を思い出し、
それでも変わらない、あたたかい絆、つながりを今回も感じた。

懐かしい方にも、新しい方にも同じ場で、同じ時間を楽しく過ごして
いただけたなら、それが最高。

感動の声を早速いただき、改めてよかったと思う。

ほぼぶっつけ本番の尺八との協奏も、無事着地。
これこそ、6年前よりお互い成長した面を感じた瞬間。

多くの笑い、涙。今朝も思い出す。
今日も元気にスタートしてほしい。

やっぱり、愛の元気人・・・でいなくちゃ。

東京だけじゃないんだよ。と教えてくれた新潟の存在が
改めて自分に刻まれた。

ほんとうに、しあわせなわが人生。
やれてよかった。

みなさま、ありがとうございました!!



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やりきる!ただ、それだけ。

自分が決めたことを、ちゃんとやる。やりきる。
最後まで全力で走る。
毎日、そうありたいと思っているが、
今日はとくにそう思っている。

自分の思い、行動がちゃんと相手に、ひとりひとりそれぞれに
きちんと伝わるように。

挑戦するということは、やりきることのトレーニング。
口だけでは挑戦とはいえない。
やってこそ、やりきってこそ、初めて挑戦といえる。

自分の行動は、とてもささやかなことではあるが、
大海のさざ波のような存在であるが、そこからすべては
はじまる。

今日出会う人が、全員笑顔で会い、
別れることができるように。
そのために、全力を尽くす。

決めた以上やらなければならない。
代理はいない。

そう、人生にはもともと代理はいない。

と、そんな気持ちで1日をはじめる。

名古屋~東京~新潟。
この思いを抱きながら、元気にスタート!

まずは、ころばないように、足元を見て
そして、前を見て!

きっと短くて長い1日になるだろう。
今日という日はもう来ないから、
やりきる!

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24時間最後の仕事をしよう!


アメリカの動向が気になる。
いよいよ、日本時間今日の夜から投票が始まる。
大統領選挙。
少なくとも、高齢者同士の戦いにならず、それぞれがアメリカを代表する
まったく違う個性をもった二人の戦いになることで、
緊張感が高まり、良かった。
どっちになるかによって、その影響も気になるが・・・。

最後まで相手を批判し続ける人、
相手のことではなく、国民を見て、未来を語る人。

勝つとは相手に打ち負かすではなく、
ではなく、未来に向かって進むこと。

カマラハリスの生い立ちから、彼女のここまでの道のりを
知れば知るほど(まだ少ししか知らないが)
レベルやスケールの違いこそあれど、いろんな意味で共感すること
があるし、心から応援している。

マイノリティから始まった人生でも、自分の努力で変えることが
できる。そのこと自体が、今の時代に合うアメリカンドリームなのではないか。
お金を稼ぐ、自分は偉大だと誇示する、そんな時代はもう終わったのではないか。

今回の選挙を見て、アメリカが憧れの国だった時代も終わったとも感じる。
経済や移民といった政策の影響、個々の変化。背景にはネット社会の影響、
コミュニケーション、人間関係の有り様の変化も大きいと感じている。

自分にとって都合のよい人を選ぶのではなく、一人一人が社会を見る目を
養うこと。それだけでも随分と選択肢も変わってくるはず。
どうか、今でも世界のアメリカなのだから、その誇りをもった結果になるように
心から祈っている。

ハリスが最終日の集会で
「未来に向かって、24時間最後の仕事をしよう!」
と挨拶していた。自分に向けたメッセージであり、支援者とともにの
意志の現れであろう。

誇りをもった人でありたい。
アメリカを見ながら、わが国を見て、そして我をふりかえる。

レベルもスケールも違うけれど、同世代でこんなにがんばる
女性がいることを知るきっかけを得て、とてもうれしい。
彼女がリーダーになったら、お祝いの気持ちを込めて
久しぶりにアメリカの地を踏みたい。
いい意味で変わるアメリカを見たい、感じたい。
さて、どうなるか。

自分より社会、今だけでなく未来。
真剣に考えないと、世界は地球は破滅に向かう・・。
それは絶対に避けたい。

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わたしの何が、誰に役立つのか。

間違いなく、人生も後半にさしかかってきている。
残される時間の長さはわからないが、
それまでの間、少しでも自分以外の人にとって、少しでもお役に立つ、
良き影響を与えられる存在になりたいと思う。

社会のお役に立つとか、そんな大きな、大それたことではない。
行動とは、つねに具体的だ。
抽象的な行動とはありえない。
誰かにいい影響を与えるとは、何等かの行動を起こすこと。
それを受け取る相手がどう感じ、受けとめ、そして生かしてくれるか。

たとえば、自分のコミュニケーションの力が誰のどんな時のお役
に立てるのか。
もっと細かく言えば、
自分の音楽の力が、誰を幸せにすることができるのか。
そんなことも考える。
万人を幸せにすることはできないし、そのように伝えてもいない。
見えているのは、目の前の人たち。その目の前の人を少しづつ増やす、
そんな生き方だ。いわゆる拡散とは真逆のことをやっている。

とにかく、物事を具体的に、より細かく考えて行動していこうと思う
今日この頃。
誰に喜んでいただきたいのか。
お役に立ちたい人の顔をいつも思い浮かべ、自分にできることをする。

抽象的に物事をとらえ、自分なりの世界観、価値観を持ちつつ、
それを持ちながら、行動はより具体的に、きめこまやかに。

さあ今週も、自分の周囲にいてくださる多くの方の笑顔を思い浮かべて。


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「楽しみにしています!」

ここ最近、うれしい言葉のひとつは、
「楽しみにしています!」。
自分と会うこと、歌やピアノを聴くこと、話すこと、顔を見ること・・・。
何が楽しみかは、それぞれあるかもしれないが、とにかくこの一言が
あれば、がんばらねば!とやる気がみなぎってくる。
そして、その人のためにがんばらねば!とも思えてくる。

10年ほど前、新潟のある勉強会で出会った方。
受講いただいたあと、さりげなく渡したディナーショーのチラシが
きっかけで、ずっと奥様とおいでいただいて、しかも、いつも予約は
一番のり。
コロナのときはオンラインでの演劇演奏にもつきあってくださり、
CDもすぐ購入いただき、聴いてくださって・・・。
さらに、季節の美味を送ってくださり・・・。
今回のディナーショーもご夫妻でお申し込みいただいて、
「楽しみにしています!」
のお言葉をいただき・・・。

こんな自分のような存在のことを、楽しみに待ってくださっている
人たちが、この地球上にいてくださること・・・。
これが、やりがいや、生きがいにつながる。

「楽しみにしてます!」
あと3日、2日、いよいよ・・という感じで、
待ってくださる方は、お正月を待つような自分で、1日1日を
数えてくださっているのかもしれない。
私にとっては、違う意味でのカウントダウンであるけれど、
とにかく楽しみに待ってくださる期待に応えたい。

写真は以前の新潟モノリスでのディナーショーの様子。

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気が付けば、みなとまち愛

急きょ実施することにした新潟のディナーショー。11月6日開催。
気が付けば、あと3日しかない。自分ながらびっくり?!
わらじの一足としてこちらの準備も粛々と進めている。
「あ、そういえば会場に掲示するものがいるなあ」最初は少人数の会食しか考えて
いなかったため、今回は事前に何も作っていなかった。
しかし、ここまできたら・・・。2月に長崎でもコンサートをすることにしたし、
ということで、2か所のことをまとめたポスターができた。
26年間、ずっとデザイナーさんに無理を言い続けているが、今回も・・・。
(いつも、本当にすみません。そしてありがとうございます!)

新潟と長崎。そうか~。どちらもみなと町だ。
改めて、自分が少女時代から港町にずっとあこがれていたことも思い出す。
最初は横浜、ときどき神戸・・・。そして新潟に長く通い、ザビエル縁で長崎にも・・・。
ということで、みなと町経験が重なって、結果的にプチツアーすることに。
何も意図していなかったけれど、われながら、なかなかいい組み合わせだ。
まずは、11月6日の本番に向けて、心のふるさとに感謝を込めて。

わらじの1足が脱げないように、頑張って着地するのみ!

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能登からのお米。

京都の知人。以前より、能登の方にお母さまの実家があるとお聞きしていた。
そして、この正月の震災・・・。
何名かの人のことが思い出され、その知人のことも、そういえば・・・と
気になり、その後、地元に住んでおられる親戚の様子などお聞きしていた。
半年近く、水道も復旧せず、でもその方の実家は井戸水があったので助かった。
でも、周囲は本当に大変なようで・・。お母さまは何度も何度も京都から地元に帰り
ご兄弟のサポートをされたり、田んぼを手伝ったり・・・・。
「今も、母は能登へ行っています」
と話されていた。兄弟や親せきが暮らす故郷となれば、気になって
何度も足を運ぶ・・・。気になって気になって・・・のこの1年をお過ごし
だったのではないか。

今年は、京都でその知人に会うときには、声をかけ、自分にできるささやかな
お見舞いをした。何もできないけれど、せめての気持ち。こんなことしか・・という
話であるが・・・。がんばる能登の人に、故郷に通うお母さまに気持ちが伝わればと
思った。

「能登の人が大変なのに、国ってなんなんでしょうね。」
その知人は、静かな怒りを発する。本当に、なんでこの時期に、選挙する?
万博する?そんなお金があったら・・・。そんな会話を何度もした今年・・。

そんな彼女から、ひとつの紙袋を渡された。
「これ、母から、能登のお米です。地震で土が変わってしまったので、
美味しいかどうかわかりませんが、私は石川のお米が一番好きなんです」
そう言いながら、被災した田んぼで彼女のお母さまとおじさまたちが、
がんばって作られたお米。
思いがけぬプレゼントに驚く。
「お見舞いいただいたんで、母から・・です。その節はありがとうござい
ました・・。」の言葉に思わず・・・。
もう忘れていたことだった。

被災された皆さんが、心身の汗をかき、一生懸命生きておられることが
伝わってきた。

能登のお米か・・・。
生まれてからまだ食べたことがない。
「わたし、石川のお米が一番好きなんです」
彼女の言葉が、今も脳裏から離れず・・・。

もう11月だ。
地震からまる10か月経過したことになる。
そして、もうすぐ新たな年、お正月がくる。
クリスマスや、おせちや・・・と町はコロナ前のように賑わいつつある
が、能登の人たちのご苦労を忘れてはいけない。

いただいたお米一粒一粒に、皆様の地震や大雨のご苦労を思い、
敬意を表しながらそして、心からのエールをおくりながら、
ありがたく頂戴したいと思う。
もったいなくて、今すぐは食べられないけれど・・・。

改めて、能登の皆さまにとって、いいお正月がくるようにと
心から願うばかり・・・。


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モノより気持ちが伝わる歓び。

日頃より、仕事柄のせいもあるかもしれないが、いろんな売り場に行くと
ついつい珍しいモノや気になるものをチェックし、入手する。
試しておかねば。というのと、つくり手やお店の人を応援したい気持ちが
無意識のうちに行動に。
また、ありがたいことに、頂き物を授かることも多い。
そのおかげで、お菓子には詳しくなってしまい、お菓子関連の仕事をする
時にも大変役に立った。

入手したり、いただいたお菓子たち。
全部自分で消費するのではなく、味見はもちろんするけれど、美味しいもの
であれば、お裾分けしたくなる。
あ、これあの人にあげよう。この会にもっていこう。差し入れしよう。
大阪のおばちゃんの「あめちゃんあげる」ではないけれど、いつも誰かに
何かを・・・。コミュニケーションクリエイターとしての心得なんて
カッコよくないけれど、ちょっとでも相手が反応してくれることが
楽しみになっている。

先日、東京である方から、見た目とてもかわいらしい、今人気を博して
いるお菓子をいただいた。あ、これは、ひとりで楽しむものではないと、
どうしようかと考えて、新潟の展示会場まで持って行った。
そして、展示会の終了時に「お疲れ様でした!」と、若手の関係者
の皆さんに配った。
「あ、かーわいい!」という反応。残った分は会社まで持っていって
もらい、他のメンバーとも分けていただいた。
あとで、「おいしかったです。でもお菓子以上に、その気持ちがうれし
かったです!」をいう言葉をいただき、私もとてもうれしかった。

結局、そのお菓子は東京から名古屋、そして名古屋から東京経由で
新潟へと運ばれたのであるが、
くださった方の気持ちがいただく人にも伝わった。そしてひとりではなく
大勢で分けることで、しあわせの気持ちがより膨らむ。

モノより気持ち。
何でもそうだと思う。

相手を思う気持ち、感謝の気持ち。
いつでも、大切にしたい。


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タフネスにエール!

日本国内のこと以上に、アメリカの動きに注目してしまう。
投票まで1週間を切った、大統領選挙。
今、アメリカへ行けば、各地ごとで違った熱気を感じることができるだろう。
結果が世界の動向に大きく影響するため、他国のことであっても、
とても気になるし、
報道の在り方も目を離せない。報じ方による結果への影響は大きい。
日本も然りであるが。

とにかく利己、自分中心、自国主義が優勢の国にはなってほしく
ない。国益といいつつ、私欲を求め、権力を乱用する人たちには
リーダーと名乗ってほしくない。
これはずっと願っていること。
真剣に人々のため、健全な社会のために闘う人こそ、応援しなければ。
とはいえ、人はそれぞれ違う背景をもち、異なる環境、教育の下で
生まれ育っているため、培われた価値観は違う。
やはり、自分にとって都合がよい人を選びたくなる・・というのが
現実かもしれない。

そんななか、私自身はカマラ・ハリスさんを見守っている。
彼女が当選したら、久しぶりにNYの土を踏みたい。
と、そんな気持ちになるぐらいに、変化を期待したいのだ。
変化というか、健全なアメリカを期待したい。
昔のように憧れの好きな国といえるように・・・。

なかなかツワモノのライバルと互角に戦っている様子を見ながら、
課題はあろうが、それでも恐れることなく、邁進し続けている
パワフルなハリス氏のその姿に拍手をおくる。
タフネスでないと、大きな挑戦は成し遂げられない。

とにかく、正義が、公正が、民主主義が正しく世の中に存在
できるように、このタフネスな挑戦者に今日もエールを送りたい。

平和で笑顔に満ちた世界を。
そして、次代に生きる人に、幸せのバトンを渡せるように。

写真は数年前に撮ったニューヨークタイムス社のエントランス。
正しく、ちゃんと伝えてくれるメディアのタフネスにもエールを!

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再び、そして永遠に。

懐かしい写真。コロナ前という世界を誰も知らないあの頃。
7~8年前のモノかと思ったら6年前の写真。
もっと昔のことのように思っていたが、そうでもない。
でも6年前と今では、いろんなことが大きく変わりすぎた。
世界も、自分の周囲も。
あるきっかけで、今回、もう一度、もう一度やってみようという
気持になって、この企画をふたたび。
新潟でのディナーショー。
最初は久しぶりに懐かしの会食をと思っていたが、どうせやるなら。
ということで、11月6日に開催。
久しぶりにゲスト出演いただく尺八の鯨岡さんと、オンライン
で打ち合わせ。
以前であれば、新潟のレッスン室を借りて何度も練習したことも
今は懐かしいが、事前の練習もできない状況で、 新潟~名古屋で
打ち合わせ。昨日、それも試みた。同時に音合わせはできないが、
十分打ち合わせはできる。
いきなり本番になるので、ちょっとドキドキ。
でも、この数年でお互い、それぞれ積んだ経験で、土壇場力も
アップしていることだと、期待もしつつ・・・。

コロナ前とこういた面も変わってきた。
いい面と、そうでない面。
人はこの先も生きていく以上、いい面だけを切り取って、それらと
向き合い、共生していく。
と、今回はいろんな変化を感じながら、何足かのわらじを履きつつ
走り始めている。
新潟の会場に足を運んでくださる方に感謝を込めて。
ああ、よかった。ああ、よかった。
と笑顔でお見送りできる瞬間のために、今ふたたび。
こんなかっこいい絵になればいいなあ。

ファイナルになるかもしれないと思って、この場づくりを
用意する時間も楽しいものだ。

再びのひとときが、永遠の思い出になれば、うれしい。

本イベントのご案内はこちらです。

Information | La Grande Roue

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