悲しいことが続いている。
まず、このたびの台風。
なんという強風、破壊力。
関西の知人によると、こんな恐ろしい風は人生初とのこと。
いろんなものが簡単に空に舞い、潰れ・・。原型をとどめていない・・。
私が初めて一人暮らしをした京都のワンルームマンションの庭と呼んでいた
平野神社たちも、今回の台風で大きな被害に遭った。元通りになるのだろうか?
そして今朝未明、今度は北海道での地震、、、。夜明けとともに被害が気になる。
・・・そして、さらにショックはブラジルの歴史博物館の火災。
南米を代表する史料の宝庫が、ほとんど焼失したのだという。
オリンピック後の財政難で、老朽化したミュージアムを補修するお金が
なかった・・ことが原因だという。
歴史が瞬間になくなる、国民の怒りには共感する。
歴史は戻らないのだ。
大切に守らなければならないのに。
天災ももちろん困るが、努力すれば守れたものがなくなるのはある意味
人災だ。
いつか、リオに行ったらぜひ訪ねたかったミュージアム。とにかく残念だ。
なんでも無くなることは簡単だ。すぐなくなってしまう。
でも同じものは生まれない、創れない。
オリンピックの後遺症といえるかもしれない、この悲劇。
対岸の火事とは思えない。
とにかく、天災人災にかかわらず、失くすのは簡単なのだ。
モノは悲しい。無くなってしまう。
だからこそ・・と思うことも多い。