すごい生命力の老パパママにエール。

この酷暑、小さなお子さんや、ペットにとっても気の毒であり、
またお年寄りにとっても、悲痛な、まさに闘いの夏である。

毎日6時に安否確認メールを続けているので、生きていることは
わかる。
朝、涼しいうちに、庭の草取りをして、暑くなったら屋内に入る。
それでも、帽子をかぶりながら、自転車に乗り、近所の喫茶店に
モーニングに行ったり、野菜をあげたり、もらったり・・。
こんな暑いのに、よくぞ活動していると。感心するやらあきれるやら。

「タクシーに乗ってくればいいから」と、岐阜駅で待ち合わせし、
落ち合い、そこで食事をする。
そこでも、まあ、元気なことで、驚く。
杖をもっているのに、ついていない。杖をもって歩いているから笑える。
なんのための杖か。
父にいたっては、駅ビル内のさまざまな椅子や階段や手摺など
(家にはないもの)を利用して、屈伸運動とかしている。
公園の遊戯のように使っているのだ。コレにも笑う。
足腰を鍛えているそうだ。
先日、試しに渡した、テレビなどでCFをしまくっている
某薬品も、効くか効かないかわからないが、信じて飲み続けているようだ。
とにかく、生への、健康への執念がものすごい!
暑さに負けじと頑張っているのだ。

私はこのじいさん、ばあさんは、一体何者だと 関心する。

父は昨年、免許返上した際に、
「俺の人生は、もうおしまいだ~」と
意気消沈していたのに、すっかり復活している。
生ビールも美味しくいただき、骨のある煮魚もペロリ
いただく・・。

今年も秋のふるさとライブをやるのだという。
これは、親が元気なうちはやると決めているが、
もうやらないというのかと思ったら、
もう希望者がいるので、やるのだという。

本当にこのじいさん、ばあさん、あっぱれだ。

タクシーで帰っていく二人を見送る。

なんだか、こんなに暑くても がんばって生きようとしている
二人を見ていたら、
もっともっとこっちはがんばらなくちゃと思えてくる。

負けてたまるか、死んでたまるか。まだ生きてやる。
そんな気持ちが満ちた、わが両親。

わが親は、すごいなあと。
そして、ぼけずにがんばってくれていて
ありがたいな~と思う、

どんな仕事を終えた後よりも、なんだかすっきりして
気持ちよく帰路に着ける。

死なないでほしい。ずっと生きて欲しい。
それは無理だろうが、でも、
あの人たちががんばっているから、
今日の自分がいることは、間違いない。

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