罰の夏 雑感。

オリンピックに向かってメディアやその周辺がなんだか
わいわいと動き始めている。
町は人がいっぱいだ。
どんどん外国人がおいでになっている。
でも、暑すぎて、日本の居心地が、予想と違っているのかもしれない。

一方で、AI,AIとこちらもにぎやかだ。
ホテルのフロントやサービスをロボットが担っているホテルも
あれば、「アレクサ」と呼びかけ、ロボットに答えてもらっている人もいる。
ちなみに、私のニューオリンズに住む友人は、「ALEXA」という名前なので
彼女が急に有名になってしまったような違和感もある・・。
死んでもロボットの世話になりたくない。
自動運転ばかりの車が町を往く・・・。怖い。

オリンピックが終わったら、どうなるんだろう?
いろんなものが、無駄になったり、祭りのあと・・の残骸だけになったりは
しないだろうか?
ゴミだけが残らないだろうか?

そんななか、日本は熱中症や認知症や・・でさまざまな「ショー」が
溢れて、生きづらさが募る。

自然災害が続いて、ご苦労されている人が、困っている人が
たくさんいても、カジノの心配をしている人たち。
そんな人たちを支援する下々の政治家たち。
人としておかしいだろうと思うことを、
かつてはリーダーと言われていた人たちが、
どんどんやっていても、なぜNOと言えないのか。
質の低下どころではない。もはや理解できない、
申し訳ないが、今の日本にはリーダーは不在。
なんちゃって●●●の集団にすぎない。

神様がいるとしたら、自然災害も、このおかしな
社会現象も、すべて神様が与えた罰なのかもしれない。
最近、心からそう思っている。

自分から見える世の中は、
あるべき姿や方向とはどんどんずれていっている。
自分がおかしいのか?
とこれも首をひねり続けているが、
こういう事態を作り出しているのは、人間なんだぞ。と
神さまが怒っておられるのだろう。
気づけよ。いい加減にしろよ・・と。

と、大変惨い夏だ。生きづらい。
そんななか、
純粋に自分がすべき仕事を、道を歩むことが先決であると
信じ、この不思議な靄のかかった、暑苦しくグレーな
世の中を生きるしかない。

息苦しい世の中なのに、健康長寿を目指すという。
経済成長への偏重は人間を堕落させてはいないか?
間違った方向に進ませていないか。

と毎日思えば思うほど、
クラシック音楽が、美しく聞こえてくる。

スッキリしないから、余計に暑さが増す。
酷い夏だ。

耐えよ、と、神さまがいっているのかも。

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