ぐったりから、いきいきへの転換点。

35度を越える猛暑のなか、勉強会に来ていただくのは、
本当にありがたい。
心から申し訳ない気持ちになる。

このたび開催した勉強会。
まず、会場に到着された皆さんの顔が、普段と違う。
あまりの暑さにぐったりなのだ。
しばらく、放心状態になっておられる方もおられ、
そんなところに話をしはじめるのも、ちょっと気後れする。

昔、夏休みの宿題は朝の涼しいうちに・・とよく言ってきたが、
大人だって、同じだ。
真昼間の移動は疲れる。
さらに、暑さのせいか、ちょっと勘違い、ちょっと遅れる、
ちょっと連絡が遅れる、お子さんが熱中症で来られなくなった・・
と、いろんなことが重なり、みなさんぐったり、こちらはバタバタ。

とにかく元気に声をかけ続ける。ファイト!ファイト!という感じで
暑い日の部活のようだ。
「もっと大きな声で~。もう一回」
と言って、皆さんを元気の方向へ引っ張っていく。

どんどん普段の状態になってきた。よし、よし・・。
発表する、質問する。
気が付けば、3時間の勉強会も無事終わる、

最後は皆さん、いつもどおりの元気で笑顔で、
気持ちよくお別れできた。
帰り道は風もふいて、少しは涼しいはず。

暑さのなか、おいでいただいてよかった。

ぐったりした人を前にする・・これは夏の試練だ。
おいでいただける方に感謝し、普段以上に心を込めて
対応したい。

皆さんががんばって参加された勉強会の様子が
翌朝の新潟日報に掲載された。

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