女性の働き方をかなり世の中は気にされているが、私自身は、人に決めてもらうより
自分で考え、行動したい性分なので、その流れからはすでにはみ出している。
「働き方改革」と旗を揚げること自体が、男的な発想かも?とは
思っている。が、世の中を動かすメジャー側がそうなので、それはそれとして、仕方ないし、
何であれ、がんばる女性たちにとって、自らの能力を生かせる、発揮できるステージがあることは
良いことで、30年前とは大きな違いだ。
自分が働き始めたその時代は雇用機会均等法初年で、まだ恵まれていた。
時代をさかのぼれば、女性蔑視・男女差別が当たり前であった時代に自力で
がんばっておられた諸先輩を思うと、頭が下がる。
信念をもってがんばってこられた方たちのおかげで今日の社会制度があるのだと思う。
当たり前ではない。そんな目で、今の女性の働き方改革の流れを見ている。
制度ありきではなく、何もなくても、男性も女性もお互いが同じミッションをもつ
仲間として、助け合い、力を出し合うことができたらいいと思っている。
したい仕事があるなら、しなければならない仕事があるならば、やればいい。
やるべきだ。
と、組織から自ら飛び出した私はそんな見解をもつが、大きな組織になればなるほど最近は
そうはいかないようで、それはそれで大変だ。
できれば、制度から、させられている、従わなければ・・ではなく、
自然に、それぞれが個を尊重し、お互いに力を発揮できる社会になると
良いと思う。
そこには、せこい競争ではなく、もっと大きな人生の目標に向かっての
助け合いが有効と思う。
世の中にはオトコとオンナたちで構成されている。
違う性であることは、その人固有の個性である。
そこを尊重しながら、
共感、共有・共創・共生の4Kが自然に実現するといい。
まずは、そうしようという意識から。
オトコとオンナで分ける必要はない。
オンナだけ特別扱いも必要ない。
ひとりの人として、それぞれが輝ける人生がいい。