本日、印刷会社で営業や企画をする女性たちとの
出会いをいただく。
自分が約30年前にやっていた仕事。
それを今、組織の中で奮闘している人達の前で
話をする機会をいただく。
30年という時間はあまりに長いが、その時を越え、
今もその業界の仲間と
出会えることはなんと幸せかと思う。
全国の各地方で活躍する人たち。
印刷業界とは、かっこいい響きでもなく、
女性の出番があるのかい?
など言われそうな地味な業界であるが、
私はそこで働いているときの自分の仕事を、
今改めて天職だったのだと思う。
印刷は、ザビエルが東世界に持ち込んだといっても過言ではない。
印刷は人にメッセージを伝える大切な
コミュニケーション手段・メディアの原点。
デジタルの普及で紙文化の市場は
なかなか広がらない厳しさもあるけれど
印刷とは人類史のなかでもっとも重要な技術であった。
と、今、現役で印刷会社で働く人たちに、
誇り高き仕事についてのエールを送れたらいい。
また、女性でも男性でも、みんな人として
素敵に成長して、協力しながら愛にあふれる世界を
つくっていけたらいい。
と、そんな思いも伝えたい。
30年前の自分は、話を聞く側に座っていた。
そのときの自分を思い出しながら、
ありがたく言葉をかみしめたいと
思う。
約15年前、仲間が呼んでくれた
この新潟の地でそんな素敵な仲間と出会えることが
とても、とても嬉しい。