いろんな職業、生き方をしている方に会えることで、そのつど共感やら、ときには違和感、とにかくいろんな感情を抱く。そしてそれをもとに自分を見つめなおすことができる。そんな点から、まず人との出会いは大切にすべきだと思う。共感するのは、「ああ、いいなあ」「そうそう」「やっぱりそうだよね」という感じで、その人と自分が同じ方向に向かっているか、根っこが同じかである。一方、違和感をもつのは、何かしら目線が違う場合。自分自身ではなく、たまたま所属する組織の看板だけで生きているのが感じられた場合。口先、思いつきでの行動をみた場合。一見エラそうでも、行動が伴っていなかったり、人のことを大切にしていない、結局は自己中心ということがわかってしまうと「なんやこの人、ぺらんぺらん」かな?と思ってしまう。言葉巧みであっても存在の薄っぺらさが透けて見えてしまう。一方、人生に対して、いくつになっても燃えている人、本気で自分の能力に賭けている人、挑戦を忘れない人、自分の主張をきちんともち、言動が一致している人、勉強熱心な人、そして存在自体に、「コシ」があって、「気概、気骨」を感じさせる人、付き合うごとに、かみごたえがある人にはたまらない魅力を感じ、自分もそんな人になりたいと思う。
その人が「コシ」あるホンモノか、吹けば飛ぶような薄っぺらな存在かどうか?その見極めも、残された人生時間の中の人付き合いを考える上で大切だ。目利きがいる。そして自分も、思う人に思われるようにホンモノにならなければならない。
麺類だけではなくMENにおいても、「ぺらんぺらん」よりも「コシある、あっつあつ」がいい。
麺とMEN
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