最近、自分が担当する勉強会でも、また参加した企業のイベントでも、
「自分らしさ」「自社らしさ」の大切さを改めて感じている。
広報活動をするときに、自分に魅力、価値がないと伝えられない。
だから、他社の真似ではない自社らしさの追求は大切だといつもいつも伝えるようにしている。
組織が大きくなると、その「らしさ」を全体、全員で共有しながら実践し続けることは
難しくなるが、それを乗り越え、どこをとってもその会社らしさが出せれば、
ステークホルダーがより企業を理解し、その価値は高まる。
大切なことであるが、それを軽くみていると、行動に綻びが出て驕りとなって
お客様はじめステークホルダーを失望させることになってしまうこともある。
大切なことは、「らしさ」をいつも確認すること。
そこに戻るということ。
原点回帰だ。
そして、そこから行動や言動を考える。
CIという言葉は最近聞かないけれど、この「らしさ」の追求はブランディングであり、
会社の生存を決定するものである。
他人事ではない。私自身小さな存在であるが、自分も気を付けていかねばならない。
と、ある企業の株主総会に参加しながら、
改めて感じた次第。
企業も生命体だ。ぜひそれぞれの強みを自社らしく発揮してほしい。