日本のたたみ屋さんにエールを。

日本人である以上、イグサの香りに
安らぎを覚えるという人は多いだろう。
と思っていたが、
最近は畳のない住まいも増えているようで、驚く。
ライフスタイル自体が、洋式になってきているので
ある意味、やむを得ないと思うが、
畳はやっぱり、日本人の暮らしに不可欠だ。

と、最近出会った元気な畳屋さんの奮闘ぶりを
見ていて実感。

畳の良さは、「ごろん!」と寝転ぶことができること。
板の間や、カーペットの上ではなかなかできない。
小さくても、大きくても、(うちはかなり小さい)
畳空間は不可欠だ。

今、畳をコミュニケーションのツールとして
捉え直したいと思っている。
みんなと、ごろんとなれる、交流の時間だ。
ごろんとなれば、家族も日本も平和だ。

この「ごろん」というキーワードを広めて
いけたらいい。

おかしな事件が増えている昨今。
みんなでごろんと寝転んで、たわいもない会話をして・・・
こんな日本のコミュニケーション時間は
最上ではないだろうか。

夏に向け、にほんの畳屋さんにエールを送りたい。

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