わずか1週間で、新幹線に乗るときの緊張感が変わった。。
そう、1週間前に起きた殺傷事件があって、
それから新幹線に乗るのがちょっと怖いのだ。
身構えるのだ。
上越新幹線はさほど恐怖感を感じないが、
東海道新幹線では、ちょっと怖い。
あの速さ、本数・・・また東京~大阪間というルートも
危険を感じてしまう。(名古屋を含む)
新幹線に乗ると、
いろんなことを想像してしまう。
とくに、隣に乗っている人、前後に乗っている人・・。
トイレに行く時も、同じ車両全体の中に、へんな人はいないだろうな・・と
警戒しながら、車内を歩いている。
先週よりも車掌さんや、警備の人が頻繁に車内巡回されているのも
目につく。大変なことだ。
緊張しているといっても、疲れていると、少しうたた寝してしまうが
それでも、寝ている間に何かされるのかも・・と思うようになってしまった。
日本人は電車に乗ると、寝る民族?
外国の電車ではそんなことはない。
のんきに車内で眠れたのも安全だったからかもしれない。
そして、おそらく私だけがそう思っているのではなく、
他の乗客の人も不安に思いながら乗っているのかもと思うと
余計に複雑な気持ちになる。
みんなが疑心暗鬼、みんなが不安。
顔にも言葉にも出さないが、心の中でそう思っている人は
少なくないはずだ。
悲しいかな、いつどこで何があってもおかしくない日本になって
しまったのだから・・。
事件後、さまざまな対応が検討されているのは結構なことだ。
でも、
もぐら叩きのように、次々といろんなことが起きてくるのではないか?
殺傷まではしなくても、隣人への配慮なしに、自分の世界に
浸る人が増えている・・。トラブルは増える一方だろう。
常に不安と不信が・・・。ではない、
普通に安心できる社会を取り戻したいのだけれど、
自分だけではできないことだから、
せめてそういうところに近寄らないようにしようと自衛するしか
ないのかと思うと、
残念でもあり・・・。
良かった時代に戻りたい。
その時代を忘れないで生きていかねば・・。
そんな時代が日本にもあったのだと・・。
つくづく、思う今日この頃。
さあ、頭を切り替えて、気をつけながら新しい一週間を
進めていこう。