最近通っている
国際報道を学ぶ授業は、大変刺激的であり、
世界のなかの日本、そのなかの自分が
いかに小さな存在であるかを知るのに
良い。
そして、
日本で報じられている情報が世界発のものと
ずれているか、足りないかを知ることができ、
この年になって向学心が芽生えるという点でも
ありがたく思っている。
手っ取り早い検索サイトで情報を収集するのではなく、
一流の、プロが発信しているきちんとした情報を
多く目にすることが自分の情報力を鍛えるのに
大切であることも知る。
ちまたにあるミドルニュースの検索など易い
方法で情報を見るのであなく、
知的で見識ある、世界のメディアを多くチェックする
習慣づくりが必要だとますます思うようになった。
昨今、フェイクニュースが増えているようだ。
あるキーワードで情報検索しても、どれが本当?
どれが嘘?かがわかりづらい表面的な内容である。
そこで頭に入れておきたい点は、
ホンモノのニュースとフェイクニュースは
おのずと目的が違うということ。
真実をきちんと伝えようとしているのか、
ある方向に読者を誘導したくて発信しているのか・・
そこが違う。
まさにPRとプロパガンダの違いであると思う。
嘘をそうなんだ~と信じないためには、
感情や先入見で物事もみないで、より多くの
情報に冷静に接し、そこから見えてくるものを
自分なりに導きだしていくことが
大切だ。
単に目立ち、露出しているから、フォロー数が多いから
といって、一喜一憂したり、そっちに流れるのではなく、
つねにいい意味で疑いの目を持ちながら。
良い情報に出会う工夫をしていきたい。
フェイクには野望はあるが、理性はない?
そこを見破る力を身に付けたい。
今回フェイクニュースについての講義を聴き、
私なりに想いを巡らせてみた。
それにしても、このフェイクニュースなるものが存在してしまった
というこの時代。
嘘をついてまで、自分ファーストの人がいるということに
危機感を抱いている。