古希のボーイフレンドは自立型

ありがたいことに、60代後半から70歳以上のジェントルマンとの交流も少なくない。ビジネスマンとしてバリバリ活躍された素敵な皆さん。いわゆる企業戦士として活躍されたあともそれぞれの世界で素敵に生きておられる方が多い。その中で年に1回以上は会食をということで、10年以上のおつきあいをさせていただいている方がいる。新潟の仕事で知り合って以来で、東京に住んでいる者同士なのに東京にいたら出会わなかった。だから今も続いているのかもしれない。お久しぶりの会食。古希を昨年迎えられたと年賀状にも書いてあったが、今も息子さんが院長をつとめる医院の経営をサポートされている。今も現役まっただなかである。今も仕事をつづけ、趣味のゴルフも囲碁もやり、時々旅にも出る。そういえば、60代後半のとき、ひとりでシルクロードの旅に出られたことがあったな。奥様もお仕事をずっとされているので、家事も財布もすべて自分のことは自分でやる!というのが生活の基本になっているとのこと。洗濯も掃除も・・。単身赴任のときもさほど困ることはなかったとか。「自分のことは自分でやる!が一番いいんですよ。気が楽です。だからもし将来、何かあっても家族に世話にならず、余所でお金を払ってビジネス的に面倒見てみらうつもりでその準備もしていますよ」とのお話。素晴らしい。そんな親ってあまり聞いたこともないし、自分の親に聞かせたいほどの自立したお方だ。
70歳を境に、人生を終わりから考えるようになった、だから少しづつ身辺整理は始めましたよ。といたって明るく話されるのも印象的だ。
3時間半も話しつづけ、「じゃ、またお会いしましょう」た。頭も言葉も身なりもすべてシャキ!こんな自立した男性がもっともっと増えるといい。

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