初めて人に出会うとき、肩書きや学歴で判断されることもある。
しかし、立派な肩書や学歴を有していても、人として尊敬できない
例は無数にあるし、逆に
いい学校を出ていなくても、地道に働き、真面目に生き、子供を育てあげている人や
地域に役立つ活動をしている人も多くおられる。
こういう人に出会うことの方が、断然嬉しい。
出会えてよかったと思う。
どこを出た、どこに入った。
もう何十年も生きてきたら、これらは、あまり意味がない。
それが生かされているならば、別だけれど。
学歴も社歴も
これは人生のある瞬間の通った道であるということだけで、
その道をどのように、どちらに向かって歩いてきたのかの方が
意味がある。
そして、もっと大切なのは、
それらの経験を活かして、
どこへ向かおうと、しているかである。
人を見るときに 余計なメガネをかけ、事前情報に縛られると、
その人自身が良く見えなくなる。
もう50年も生きてきたのだから、
裸眼で、しっかり相手をみつめようと思う。
そして、自分がその人にとって、その人が自分にとってどうなのか?を良く考えたい。
自分がその人のお役に立てるなら、心をわってお付き合いすればよい。
自分にとって、共感・応援・尊敬できる人ならば、お付き合いすればよい。
裸眼で人を見る。見られる。
この力を身に付けるのは難しくもあるが、
情報に惑わされず、自分にとって真なるものをみつけようとすることが
裸眼力である。
見る目を養うには、とにかく、いろんな人に会うこと。