わがマーケティングの師は、水口健次さん。
会社員時代に上司たちにすすめられ、勉強会にもよく参加させていただき。
日本の素晴らしい企業のマーケッターと言われる人たちと多く交流させて
いただいた。
私のビジネスライフの基盤づくりは、ここからだった。
20代は大阪・京都を拠点に、そして30代から20年は、東京、台北へ・・。
マーケティングを求め、繋ぎ、結ぶ活動の場は広がった。
すべてこのマーケティングの勉強会「MCEI~Marketing
Communication Exective
Internationalの略」のおかげ。
世の中には、いろんな業界で、いろんなものを作り、伝え、、と
とにかく仕事をする人がいることも知り、グランルーの発想にも
影響を与えた。
水口先生は、関西人であった。
だから、先生が亡くなられて10年経つ今も、とくに関西の後輩、弟子たちは先生のことを
忘れず、先生の著作を勉強し直す会も続けている。
久しぶりにそのMCEI大阪での勉強会に顔を出す。
30年前に初めて受けた刺激、その感覚は今も変わらない。
実務家の勉強会であるから、説得力がある。
今回の講演は、北海道で展開するスーパーの社長さん。(北雄ラッキーの桐生社長)
経験にもとづくマーケティングの実例をご披露いただいた。素晴らしいプレゼンであった。
この会社にとっての、マーケティングとは「お客様に近づくこと」。
そうか。マーケティングとは、人により、解釈や表現は異なるが、確かにこれは正しいと
納得する。
30年経っても、マーケティングは古くなっていない。
そこに目指すお客さんがいる限り、その希求は終わらないのだ。
久しぶりにマーケティングを愛する人たちにお会いし、水口先生を思い出した。
モノを作る人も、売る人も、お客様に向かって行動をする。
人々に生活がある限り、なくなることはない。