易きに流れ、自分を安く売ることなかれ。

ある経営者の話。
ネットでの求人サイトで申し込んできた社員が
あいついで、やめていったという。
ネット上でのカンタンな情報で、ここならいい!と
選択して、求人応募してきたようであるが、
実際に会社に入ってみると、仕事しはじめてみると
ネットで書いてあったことと違うぞ・・ということかも
しれない。
ネットでの情報発信・受信は一見、人を結び付けるのに
有効な一手段ではあるが、
下調べしたり、回り道することなく、あまたある情報の中から
一見、自分にフィットしそうなものを選び取って、エントリーする。
この
カンタンに手に入る情報からの出会いは、どこか希薄な
関係が想像できる。
カンタンに出会ったから、簡単に終わってもいいという
気楽さもあり、自分の選択、行動の責任も薄い。

自分の日頃の反省も含め、ネットでの情報収集はときに良いが
ときに後悔や反省につながることもある。

いろんな情報に接するのは良いが、これで本当に良いのか?

ネット検索で何でも済ますのではなく、時間をかけて関係を
つくっていくことがとても大切だ。

易きに流されても、いいことはない。
そう、易きは自分の安売りにもつながる。
気を付けよう。
ネットは本当によく考えて利用すべき。

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