TVCMからの再会

以前、本ブログでも記載したが、新潟で出会い、仕事でもお世話になり応援していた元アナウンサー。お互いの忙しさもあり、なんとなく疎遠になり、それでも気になっていたが会えず・・・消息を気にしていた人。その人がある日曜のゴールデンタイムのテレビコマーシャルに突如登場。映画仕立てのそのコマーシャルの主役?は、なんと新潟ではなく、南三陸のホテルで働いていたということがわかり、すぐコンタクト。それから約半年の時間をかけ、やっとやっと新潟で再会となった。
3年ぶりにお会いしたその人は、とても元気で明るく、いい感じのホテルマンになっていた。
アナウンサーとホテルマンという仕事とは、共通点も何かあるのかも?と思わせるほどに、自然な雰囲気であった。「いやー、フロントという仕事はまだ慣れないんですよ。自分にはなかなか・・・」と照れくさそうにも言う。彼がテレビコマーシャルに出たおかげで、ホテルの認知も高まり、全国からの宿泊客が増えた、そういう意味で自分がそこに転職し、縁あってテレビに出たことで東北のこのホテルに少しでも貢献できたかなと話されるその笑顔が懐かしくもあり。
まだまだ復旧ままならない南三陸の地で、自分ができることをとがんばっておられる様子が頼もしく、うれしかった。「コマーシャルでは確か、かもめが飛んでいましたよね」。昨年作った「かもめりぃ」が、ふと浮かぶ。南三陸のそのホテル。彼がそこで働いていなければ知ることもなかっただろう。人と人の再会は、こんなことがきっかけにもなるものだ。全国からの宿泊客も増えているという。コマーシャルは時々役に立つものだ。

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