ピアノが弾ける、バイオリンが弾ける。
歌が歌える、演ずるのが上手い。マジックができる。絵がかける、
写真が撮れる。ドレスを縫うことができる。素晴らしい教会を設計できる・・・
そしてスケートが上手い、料理が絶品、器が作れる・・・などなど・・・
世の中には、いろんな芸や技がある。
これらは、みなクリエイティブな活動だ。
クリエイティブとそうでないことの境界線は、
その行為が人の心を動かすかどうかということ。
感動を生み出すことができるかどうか ということ。
ロボットと人間との違いは、そこではないかと思う。
クリエイティビティ。ゼロからの想像、創造。
人間ができる、人間だからできる表現を、人間のためにする。
それにより人間の心が振動し、生きる喜び、意味をみつける。
創造性とはそれを可能にすることではないか。
最近、。経済とか資本主義が世の中で優先され、
人々はモノの豊かさを今だに求め続けているが、
純粋に人の心を動かすことについて、その必要性を今こそ、
強く思う。
そして、技術だけでなく、その生き様もクリエイティブに。
できればそうでありたい。
感動を伝える仕事・・・。多くの経験をしていないと
なかなか到達できない、知識だけでは出せない力。
もしかしたら、若いときは技術力で、テクニックで勢いで勝負、
年を重ねると
もっと内から湧いてくる精神的な表現で、、、
となっていくのかな。それはとても楽しみなこと・・。
いい経験を重ねなければ・・。
頭のてっぺんからつま先まで、背中も影までも・・。
心に残る
クリエイティブな存在を目指したい。