大のマスコミが、「●●大統領が、ツィッターでこんなことを書きこみました~」と
平気でニュースを読み上げている現象に違和感がおさまらない昨今。
すっかりツィッタ―やフェイスブックもインスタグラムも、マスコミにとって
ありがたい素材提供のメディアになってしまっている。
そんなところから簡単にネタをとらず、自ら直接取材に行ってこそのマスコミであろうに・・。
時代も変わった。
ま、それはそれとして、
ツィッタ―。当初はどんなものかと試用したが、今は距離をおく。
使う場面には強みを発揮するだろう。とくに緊急時、災害時には使えるのは理解している。
それ以外での場面。匿名のこのメディア。書こうと思えば好き放題だ。
今回、ある選挙のツィッタ―を数日見て、そこに出てくる言葉の醜さに失望した。
言わなきゃおられないから、投稿されているのだろうが、汚い日本語。
いくら字数が限られているとはいえ、口でも言えないような汚い言葉をそこに残す
のは・・・。
こうなってくると、今やネット社会の多くは、「ゴミ箱」のようだ。
言いたい放題、書きたい放題。そこに相乗りして、ストレス解消。
と、こんな用途には考えさせられる。
どうせ発信するならば、自分の言葉で。読み返しても恥ずかしくない表現で。
もっとも、匿名での発信というのは・・。
もちろんコミュニケーションの目的、価値、手法は人それぞれだ。
ただ、発信するということは社会的行為であることを、理解しなければ
情報のゴミ箱はますます大きくなっていく・・。
目を覆いたくなる投稿は、決していい結果を生みださない。