過去の投稿にも何度か登場している、タクシードライバーの話題。
なかなか奥の深い仕事で、興味が尽きない。
今回は、
イタリアのドライバーが、ドキュメンタリー番組のインタビューで答えた言葉。
人間は、
どんな家柄の生まれであるとか、学歴であるとかそんなことは
関係ない。
そう、どこから来たのかよりも、どこへ向かうかが大切だ。
この言葉に、深く心をうたれた。
私自身、時々、自分自身のコンプレックスについて悩んできた。
それはまさに、どこから来た・・・についてである。
これは、どれだけ悩んでも変えることができない。
過去のことだから。
でも、このドライバーの言葉どおり、
どこへ向かうのか・・がもっとも大切なのだ。
自分は残された人生、何をしたいのか、何をしようとしているのか。
まさにどこに向かおうとしているのか。
いつまでも後ろを見ているよりも、今ここに明日に向かって
生きている以上は
前を向いて。
もちろん人にもよるが、タクシードライバーには、きっと深い人生を
歩んできている人が多い。
そして実に多様だ。
だから、こんな言葉も聞けたりするのだろう。
どこから、ではなく、どこへ。
その心がけと行動次第で、人間はどれだけでも
幸せになれそうだ。
今日は成人式。成人する若者たちにも、どこへ向かうかを
大切にしてほしい。
そして、わくわく、楽しく進んでいこう。