新年は、しっかり自分と対峙するひとときである。
世界を俯瞰するとかいっておられる方もおられるが、
まずは
世界を知る前に、己を知る、己を見る、俯瞰することから
始めたい。
自分は何のために生きるのか。
その目的があって、いろんな手段・方法がある。
肩書きとか職業とかは、目的の後に考える、
あるいは、何かをしようとしているとき
その理由があるはずだ。
その理由が、人生の目的になっていることもある。
をの目的が利己的なものでなく、利他の視点であり、
少しでも世の中がよくなるため・・であるように
したい。
そうすることで、自分自身も嬉しいと思えるからだ。
先日見た、アンドロイドを開発した研究者のインタビューのなかで、
その学者は、なぜロボットを作ったのかについて、答えていた。
ちなみに、
彼は自分自身のロボットを作っている。
それは自分を知りたい、自分に興味があるからだとのこと。
自分って、人間って何なんだ。
ということを知るためにロボットを創ることにしたという。
子供のころ、
あたりまえのように大人から指示された言葉ひとつひとつに
疑問をもったことが、目的につながってるとも言っておられた。
この疑問が目的になる!
という点にとても共感する。
私にはロボットをつくる才能も、意思もないが、
少なくとも
生きている意味をしっかり見えるように
していきたいと考える。
大それたことはできないが、
自分が生きているのは、このためだ。
ということをもっと明確に表現していきたい。
昨今の経済最優先の世界の動向、人間本位、自分第一の
流れがどうも違うと思っているから。
それを突き詰めると、社会が超カオスになり、
やがては争いが始まる。
争いが来る前に、地球の怒りが爆発するかもしれないが。
そうならないように、
人が相手のことを思いやれるように
そんな世のなかになるように、
自分ができることをしていきたい。
そのことを、この新年、ずっと考えている。
このために生きています1
と笑顔でいえる人は素晴らしい。
そうでありたい。そうなりたい。