元旦は1年のはじまりの日。そして1年で最初の国民の休日。
サラリーマン、行政マン、その人たちに関わる仕事をしている人、
製造業、医院、街角のいろんな店舗が休む。
最近は、コンビニや一部スーパーなど元旦も営業するが
街角の多くの店舗はシャッターを下ろす。
学生から子供たちも含め、1月1日といえば、
多くの人々にとっては、めでたい休日だ。
旅行に行く人、帰省する人、食事に行く人、買い物する人・・
とにかく、日本でもっとも多くの人が移動し、消費する時期は
このお正月、GW,お盆であろう。
この多くの方たちが休むために、休めるように、楽しめるように、
その間、地道に仕事をする人がいる。
気が付けば、そんな人たちのおかげで、休日が成り立っている。
いわゆる観光地をはじめとするサービス業、物流・情報それにかかわるすべての
業務の方たち、そして医療機関の救急担当部門、
公共交通機関の現場から裏方まで、高速道路、セキュリティ関係・・。
防犯関係も消防関係も報道関係者も休みではない。まだ他にもいろんなお仕事が
あるだろう・・。
「大晦日の地下鉄は深夜遅くまで運行します。」
「三ガ日の電車やバスのダイヤは休日扱いです。」
等と言われても、「あ、そうなんだ」としか
思っていなかったが、その深夜や祭日にバスを動かす人が、
管理する人がいるから、バスは電車は休みなく動いてくれるのだ
ということに改めて気づく。
しかも日本の公共交通機関は世界で稀に見る定時運行。
人が休んでいようがなんであろうが、正確に安全に・・・
そのために日夜努力している人がいるのだ・・。
ということを、
元旦に電車に乗って、強く思う。
元旦から運転手の研修をやっている車輛もあった。
乗客数が少ないからの判断か?
とにかく一般とは違うカレンダーがこの世界では存在する。
もちろん、その仕事に就いておられる方からすれば
それが当たり前かもしれないが、
人が休むときに仕事をされている方には、
とくに元旦お仕事されているみなさんには
心からエールを送りたい。
そして、その家族にも・・。
今年から、人が休みときにこそ仕事しよう。
なんて思い始めている。
普段と違う世界が見えることは間違いない。
と、未明に雑煮を作りながら、想う正月。