ルーツとプロセスから次の拠点へ。

長く生きていると、どんどん挑戦をしようとすると、
いつの間にか活動範囲が広がる。
いろんなご縁をいただき、新たな世界が目の前に現れることは
とても楽しいことだ。
同じ場所にじっとしていられないのが、性分だからでもあるが
思えば長く、遠くへ出かけてきたわが人生。

そして、しばらく遠ざかっていた懐かしの町のことを思うと、
今になって、そこでできることはないだろうか?と
改めて考え始めたりもする。
何十年も住んでいなかった町に対してである。
我が生い立ちとともに、通過点を今改めて振り返ってみる。

岐阜は生まれた故郷。だから、何か恩返しできれば・・と
思って音楽活動をまず行ってきた。
そして、次のふるさとは、京都だ。
ここでも何かしていきたい。できれば継続して通える
何かをしたい。
自分がお世話になった時間の分だけ、その土地を今一度
自分なりに耕してみたい。
そしてそこで出会った人、お世話になった人に
感謝の気持ちを表し、そしてその街が愛と元気に
満ち溢れる・・・そんなお手伝いがしたい。

もはやこの時代。活動拠点はひとつでなくて良い。
多次元複数拠点も可能な時代。
今一度、ルーツとプロセスを大切にし、
それらを意識して、新たな発信に挑戦してみたい。

感謝を行動で示す。そんな新年にしたいと
思えてきた。

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