またまた妄想の旅がはじまった。
またまた背中を押されて、今度は山口に出向いてしまった。
不思議な出会いのおかげで、実現した。
素敵な仲間と、わが心の師ザビエルが「おいでませ~。山口へ」
紅葉のなか、あたたかく私を迎え入れてくれた。
山口は、西の京と言われてきたとのこと、さすがに
おもてなしの町である。
ザビエルは約500年前、来日し、キリスト教を布教活動を
行ったが、訪問地5か所のうち、山口にもっとも長く滞在した
そうだ。そして3か月の滞在中に、500人もの人々がキリスト
教徒になったというから、ザビエルの伝番力はすごい。
平戸では見なかったザビエルの実際の活動の軌跡。
井戸端で説法をするザビエルのことを知り、親近感が湧く。
やはり対話による伝達が人の心を動かす、変える。
まさにコミュニケーションの原点を大切に、ザビエルは西洋の教えを
文化を山口の人たちに伝え続けたのだ。
この仕事、きっとやりがいがあっただろう。
自分の発信いかんにより、相手が次々と受け入れていくのだから・・。
ここにきて、ザビエルもコミュニケーションクリエイターだったのだと
改めて思いはじめた。
もう12月になった。そして2018年のことを具体的にイメージする。
私にとっては、55歳になる年、そしてグラン・ルー20周年。
そして、山口は維新150年。なんでも「明治維新策源地」
としてプロモーションを大々的に展開するとのこと。
なんだか新たな夢が湧いてきた。
この山口で、コミュニケーションにより人々の心をつかんだ
ザビエルに想いを馳せ、わが「フランチェスコの夢」を
この山口で演奏したい。
願えば叶うはず。
ザビエルが、また背中を押している。
20・55・150.この数字を胸に。前に進もう。
写真は色端で説法するザビエル像と、
ザビエル大聖堂内。