「人間」だから、いい距離感。

どんなに親子であっても、親しい人であっても、人間はそれぞれ別の存在、人格。

どんなに仲良くなっても、血縁、地縁含め、近しい人との間でも、
ほどよい距離感は大切だ。

あまり急接近すると、いいところが見えなくなることもある。
見失うこともある。関係が長続きしないこともある。

大切な相手であれば、相手を思い続けること、
見守ることは大切であるが、それも程よい距離がいい。

相手からは、自分が見えるか見えないかぐらいの距離にいる方が
よく見えることがあるかもしれない。

距離感。
人間とは「人の間」と書くから、間がないと、息が詰まったり
鬱陶しさを感じることもあるかもしれない。

自分自身も自由に生きたいと思って生きてきた。
みんな、基本はそうではないか。
もちろん、人間は孤独が嫌だと思う一面もある。
寄り添ってほしいとも思う一面もある。
考え方によっては、とても身勝手ではある。

が、程よい距離感が、いい人間関係を長続きさせる。

このバランス。なかなか 難しい。

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