一点集中、ひたすら入魂。

一度に百人以上の方を前に、話をしたり、演奏する機会は少なくない。
その人数に戸惑うことはない。
ただ、音楽を楽しんでいただくときも、勉強していただくときも、
それぞれに、かなりの集中が必要だ。
演奏会の場合は、トークのときはアドリブで話しており
そのとき頭の中は演奏会自体の流れ。
次の演奏曲にスムーズに入るためのストーリーを無心で話して
いる。そして、演奏に集中。演奏自体にミスが出ず
いい演奏ができるようにと、邪念が頭をよぎらないように、
とにかく集中せねばいけない。
そして、勉強会の場合は、音楽会とは違う集中が必要だ。
数時間行う勉強会の場合も、2~3時間の場合も、
ストーリーとタイムスケジュールを組み、そのなかで
その日やらねばならないことを、どう進めていくか。
聴く側に戸惑いなく、安心して、できれば楽しく、楽に頭に
入れてもらえるように集中せねばならない。

毎週、違う集中の機会をいただく。
左脳も右脳もぐるぐる回る感じだ。

いずれにしても、参加いただいた方に喜んでいただくこと。
その一点のために、ひたすら集中。
そのために何度も何度もイメージトレーニング。

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