寛容と貫徹のアウフヘーベンを

今、政治の世界では、急激な再編が行われている。
その様子を取り上げる報道にとっては、日々のこの変化が
とてもうれしいネタだろう。マスコミたちが嬉々としている様子が
伝わってくる。
ぜひとも、本質まで掘り下げ、国民が検討できる材料を多方面から伝えて
もらいたいものだ。
ネットを含めたその報道からしか、現状を知るすべがないが、
寛容と「アウフヘーベン」というならば、
本当に大きな視点で、行動の判断をしてもらいたいと心から思う。
自分が勝つため。つまり選挙が目的なだけの発言、行動ではなく
自らが存在するため、その仕事をまっとうするそのゴールを見据えて
取り組んでほしい。
ドイツのメルケルさんは、そのことが体得、事項できている真の
リーダーだ。彼女こそ、言葉に出しているかどうかは別としても、
寛容であり、常に歴史の中の今を生きる人間として、世界の事象を
取り込み、世界平和の希求のため、アウフヘーベン的な行動を
とってきていると思う。

要するに、聞こえの良い言葉だけではなく、
言葉とは、行動の宣言であることを心得て、口に出さないと
いけないということの教訓だ。
私自身が、学ぶべきことだ。

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