毎月、1時間のラジオ番組(FM KENTO 「愛の元気人」)を
担当し、もう8年になり、今週末9月30日18時~のオンエアで、
90回目の放送だ。
企画構成から、ゲスト選定交渉、シナリオ作成、音源選定、プレゼント調達、
素材集めなどなど・・企画に関することはすべて自分で行い、スタジオでは
パーソナリティとして語る。
番組を担当することが決まってから直後は、アナウンスの勉強にも通ったが
それをどこまで忠実に生かしてきているかは別として、それなりのカタチに
なってきていることで、不思議な力を感じる。
毎月収録が終わったかと思うと、「完パケ」チェック(編集内容の確認)
そして放送。それを待たずして次の準備。これが毎週であれば、とても一人では
できないが、1か月に1度なので、なんとかかんとか。新潟滞在時のなかで
時間調整をし、局やスタッフのみなさんにご迷惑をかけながら、なんとかかんとか
続けてこられている。
それでも、毎回企画や知恵や人脈情報などを絞りだす感じで取り組む。
パソコンに向かってシナリオを書き始めるまでが、落ち着かない。
が、収録を終え、完パケを確認すると、なかなかな感じにまとまっており
ああ、今月も無事形にすることができたと、安堵し、と同時に、絞り出す
ことの苦労もすっかり忘れていることに気づく。
スポンサーはもちろん、関わってくださっているみなさんに心から感謝だ。
ラジオというメディアですだけでなく、番組を企画することまで、
シナリオを書きながらも自由に話して・・・という貴重な経験は、新潟との
出会いのおかげだ。
ラジオという媒体に関わり、このオウンドメディアの時代のなか、発信する
ことについて、改めて学ばせてもらっている。
コミュニティFM局はかなり厳しい状況であるが、当局はとてもがんばって
いる。その健闘に私自身も応えたい。
よし、また次に向け、絞り出していくとしよう。
絞り出す苦労と、報われる瞬間と・・。
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