新潟から、ご夫婦で雪の長崎へ、岐阜へ、そして東京は下北沢へ・・・。
私のライブにどこまでも追いかけてくださる、ありがたすぎるお客様。
この奥様、いや女主人は、本当に気風が良い。いつも前向きだ。
そして、今回は運営する福祉施設のみなさんを連れて、長崎旅行を
企画、バス一台で長崎の辺境の地のコンサートにも来てくださった。
しかも、大雪という珍しい経験に次ぐ、台風のなかの長崎コンサート。
運営する施設のみなさんがバスに乗って、風雨にさらされながら、
会場まで濡れながら、元気にやってきてくださった。
晴天の美しいサンセットロードを見てほしかったが、予期せぬ
台風は想像以上の感動を与えてくれた。
ド・ロ神父がもたらしてくださった由緒あるオルガンの音色や
お客様と一緒に歌った歌の数々・・。
会場である、旧出津救助院を運営されるシスターたちのあたたかい
おもてなし・・。どれもこれも、心に残る人生の一コマになり、
またグラン・ルーの新たな節目にふさわしい時間となった。
台風のなか、移動は本当に大変であったが、その分、思い出は
強く心に残るだろう。
ご一行様が、無事帰宅されたとの報を知り、無事コンサートが
終わったと安堵する。
オルガンの優しい音色が、今も心に残る。
いい時間を紡ぎだせたこと、本当に幸せだ。
本コンサートは「長崎タイフーン・コンサート」として
一生の思い出、わが宝物となった。
明治時代の女性の育成教育施設であった旧救助院という
貴重な場所で、皆様のあたたかい協力により、無事開催できた
ことを、改めて感謝したい。
ド・ロさま 皆さま 本当にありがとうございました。