バンコク在住のKIYOSHIさんとは、台湾で出会って以来の
十年以上のおつきあいで、会う回数こそ少ないが、いつでも通じ
合える、いい心友であり、やり手の弟であり、尊敬すべき人生開拓の人だ。
18歳からふるさと倉敷を出て、約30年。イタリア、NYから中東、
そして台湾からバンコク・・。地球一周して、アジアに戻ってきたが、
彼の夢はイタリアへ住むことと聞いた日が今も懐かしいし、彼のこと
だからきっと実行するのではとも思っている。
先週、シンガポールから新潟へ戻り、飲食業を営む人に出会い、ふと
シンガポールにもよく出張しているKIYOSHIさんは元気か?と
気になり、久しぶりにメール。するとこの赤いソファの写真が付いて
戻ってきた。
最近、新たにオフィスを移転したそうであるが、
なんとも何もない殺風景な部屋だったので
この赤いソファを買ったそうだ。そのとき私のこともなぜか思い浮かべて
くれたとのこと。
赤はマーサ・・とは、光栄だ。ソファがマーサでも、もちろんいい。
オフィスに赤いソファがあるなんて、気が利いているし、パッションが
伝わるし、いい交流ができそうだし、さすがのチョイスだ。
お互い、この十年、いろんな変化があった。イケイケ時代もあり、
パワフルすぎたのも当時の共通点であったが、少しづつ変化していった。
富だけを追いかけるのではなく
心の豊かさを大切に生きたいと思い始めているのも、共通している。
赤いソファ。
KIYOSHIさんらしい。
異国で、でも同じ空のもとでいつも逞しく生きている彼のことを
応援している。
そのうち、ふるさと倉敷か、名古屋か・・バンコクかで再会できる
だろう。
赤の心機一転。そう赤は元気を勇気を与え、血流をよくするエナジーカラーだ。
新しい拠点で、また新たなチャンスをつかみ、彼らしく仕事を、人生を
エンジョイしてほしい。