頭をぐるぐる回転、停滞しない年末年始を

働き方が変わってくる。すでに変わってきた。
日本の高度経済成長を支えて、サラリーマン花盛り社会はもう時代に合わなくなってきているのかもしれない。大量生産、大量消費を促進するための装置としてサラリーマンという職業は存在し、それが主流となってきたが、少子高齢化社会に向けて、定年が仕事人生の終わりではなく、それ以降も生涯、働く必要が出てきたし、生きる以上、社会のお役に立つことは人として自然な
義務であるともいえる。
自分の働き方を見直す。これはサラリーマンだけでなく、自営業者、自由業者も必要である。
最近、組織での仕事を退職され、フリーランスとしてスタートするという女性にお会いしたが、
これからの仕事はお金をもらわなくても、米であったり、野菜であっても、十分生活に役に立つし、それで食べていけるのでそれでもかまわないという。もちろん貨幣経済で成り立っている日本社会で生きる以上、物々交換だけででは、生きていけないかもしれないが、共働きで、一人がそうであっても良いと思うし、目に見えないソフトの仕事を提供し、その代わりにその人が作った作物をもらったり、たとえばマッサージ屋さんなら、施術をしてもらえる権利を得る・・・そんな報酬でも良いと思う。
労働の価値も多用な時代。
私自身も、この世の中で、自分が自分らしく、生きていくためにもっと目を見開き、自分の道筋を見直したいと思う。そのためには頭の中が停滞することなく、いつもフレッシュにアイデアがプランが出るようにしておきたい。そのための時間を創る。仕事のための仕込みの時間。
年末年始、単に疲れを癒すという休みではなく、次に向けて進む準備時間として有効活用せねばならない。世の経営者はきっとそうされているはず。ゆっくりしているだけでは、何も変わらないのだ。

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