人の役に立つ仕事。人に夢を与える仕事。

最近、仕事、職業というものについて、その意義・価値を
考える。
政治家とか、著名な経営者とか、芸能人とか・・露出度が
高い職業は世間での共通の話題になるため、ネタになる、
という意味で存在価値があるのかもしれないが、その情報と
実態は別モノかもしれない。
「偉い人」という定義を今一度見直す必要がある。
そういう意味では、子供時代に「偉人物語シリーズ」で
読んだエジソンも野口英世も、豊田佐吉も本当にえらい人
だったと思う。

人の命を救う、痛みを軽減してくれる、救ってくれる・・。
純粋に人のために尽くす人は尊敬のほかない。

世の中には、いろんな職業がある。
たとえば社会のインフラ、ライフラインを支える仕事も重要だ。
電車やバス、電気・ガス、水・通信・・・。
今の世の中は大変便利だ。
これらはあって当たり前、動いていて当たり前ではなく、
それを支えている人たちがいてくれるから、普通の暮らしができる。
今、あらためて普通に暮らし、仕事できることがありがたい。
そのしくみを作り、動けるようにしているシステム・技術力
がなければ何も動かない・・。見えないところでいろんな人の努力があって
多くのみなさんのおかげで、私たちは生活できている。

私の仕事は、今、人の役に立てているだろうか?
そして、人に夢を与えることができているだろうか?

ふと、仕事の原点を見つめ直したいと思う次第。
勘違いしないで、つねに謙虚で、自然体で
規模は小さくても、まさしくおかれたところで咲ける花で
あればよい。
と、電車の運転席が見えるところに立ち、ずっと運転手の仕事を
背中から見ていて、改めて思った。

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