時々、自分の名前をネット検索して、自分の見られ方を確認することも
大切だ。といいつつ、ほとんど熱心にはチェックしていない。
そんなに特別変わった現象があるとは、思っていない面もある。
久しぶりに自分の名前が出てくるページをざっと見てみる。
奥深いところ、言い換えればヤフーの10ページ以上先などは
見ることがほとんどない。
そんなところをちょっと見ていて、驚いた。
なんとまあ、ある楽器メーカーの音楽コンクールの
受賞者リストが出てきたのだ。
今もやっているのだ。もう50年も続いているんだ。
その歴史、存在にまず感動、そしてずっと忘れていた子供時代が
ぼんやり浮かんできた。
確か、そのコンクールの全国大会に小学校1年か2年に最年少?で出た
記憶はおぼろげにあるが、そのあとは全く忘れていた。
このネット検索で出てきた「今尾昌子」の名前は、1978年の受賞者名簿
にあった。銀賞のところに、確かに名前がある。
http://competition.kawai.jp/winner/list.html
カワイ音楽コンクール
約40年前の話・・。
そうか、全国大会で銀賞をとっていたんだ。14才の夏か。中学生か・・。
だんだん記憶が戻ってくる。
もしかして弾いた曲のひとつは、ハービーハンコックの「カメレオン」だったかも
しれないが・・もう遠い世界だ。
でも、このリストにはきちんと今も名を残している。
・・・
と、ある夜、何気なくみつけた自分の過去。
そう、幼き日の勲章だ。
確か、もう1社のコンクールでも同じように全国大会へ出場していた。
中島みゆきさんが、「時代」でデビューされた頃に重なる。
ああ、そんな時代もあったねと・・。
思わず笑みが出る。
私もがんばっていたね。子供の頃の方ががんばっていたかもしれない。
と思いつつ、
これからの私も、もっとできるかもしれない。
と、ネット検索で偶然みつけた、幼き日のわが勲章で、ずいぶんと
モチベーションアップした。
よし、次の勲章を目指していこう。
もちろんこの勲章とは、世間が目指すそれとは意味合いを異にするけれど。