今年は織田信長が、わがふるさとを当時の井の口という名称から、「岐阜」と名付けてから
450周年。そう、信長公は岐阜命名の父。そんなこともあり、岐阜市ではさまざまな
イベントが開催されているようだ。
周年事業とはそのときだけ盛り上がるのではなく、これをきっかけにふるさとやそれに
まつわるさまざまな人物、その貢献に対し敬意が表されたり、愛情が深まり、継続的に
想いがつながっていくと良いと思う。
そんななか、私にとっての最高のイベントが開催されるときいた。
かの、フランシスコ・ザビエルの書簡がなんと岐阜に初上陸、日本での初公開となるそうだ。
という情報を知り、その時期に合わせ、岐阜でザビエルの岐阜入りを祝することが
できないかと考え・・。そして小さな試みではあるが、実現叶った、岐阜での
ミニコンサート。
信長と直接交流する機会がなかったものの、ザビエルの布教活動、
南蛮文化の伝来は、信長に多大な影響を与えたらしい。
ザビエルの後継者である、ルイスフロイスは信長と何度も会っており、岐阜も訪問している。
ということで、ザビエルなければフロイスが来日し、信長と交流するということは
なかった・・・。
と想像と妄想を織り交ぜ、今回、ザビエルのことを書いた「フランチェスコの夢」
をふるさとで演奏。
岐阜の人にどこまでザビエルと岐阜?の縁がご理解されているかどうかはわからない
が、歴史ある城下町の歴史に新しい風が少し吹いたらいいなと思う。
もちろん今回からNOBUNAGAへの想いを書いた作品も連続演奏。
とくにNOBUNAGA TANGOは盛り上がった。
ついに、今週後半、ザビエルの作品が公開される。もうそろそろ着陸しているかも・・。
ザビエルさん、岐阜へようこそ!の想いを込めて・・。
岐阜でザビエルと会えるとは、なんという・・・幸運、奇跡。