この世の中こそ、自分がまず、しっかりしないと。

このたび短い時間ではあったが、楽しく勉強させてもらった
ジャーナリズムに関する授業。
コミュニケーションの仕事をする者として、また広報について
関わる立場としても、マス「ゴミ」ともいわれる現在のマスコミ
の実態を正しく認識し直せる機会は、誠に有意義であった。
今だからこそ、自ら学び、考えなければならないテーマである
からだ。
今や、記者や番組のプロデューサーたちだけが・・発信者では
ない時代だからこそ、ジャーナリズムを正しく理解し直すことは
とても大切だ。
毎回、各分野で活躍するジャーナリストが講師として登壇、
災害、スポーツ、政治、世界・・・さまざまな視点からの
ジャーナリズムの生々しい現状と課題について個性豊かに
話をされた。
過去、自称も含め、ジャーナリストと言われている人たちには
多く会ってきたが、客観的にメディア全体をみつめることが
でき、きちんと自分の考えを表明できる人は貴重だ。
今や、情報は拡散の時代。そして情報が簡単に入手でき、記憶は
外部化される世の中になってしまった。
便利ではあるが、考えない人が増えていくのが心配な世の中でもある。
INPORTANTなことと、INTERESTなことが
混在し、情報の「偏食化」が進んでいる・・とのこと。

こんな世の中をどう生きるのか。
見せられたものをうのみにせず、また自分の問題意識を
常に持ちながら、それに応えてくれる情報を自分から
取りに行くことが大切だ。
そして、バランスよく、いろんな考え方も入手しながら
自分なりに、世の中の在り様を把握し、自分なりの見解を
もち、行動することが大切だ。
より確かな目と耳と、考えようとする頭をもたないと
いけない。
メディアに関わる仕事をされている人たちには、使命感を
もち、体を張ったプロとしての仕事をしてほしい。

情報の受け手としても、
とにかく、流されず、自分自身がしっかりすることが
大切だ。
今回の学びを生かし、小さくとも自分自身が良き
人の媒体になれたら、いい。

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