元気の媒介になればいい。

「ああ、電話もらって元気出てきた」「ちょっとやる気がなくなっていたけれど、元気が沸いてきました」
といった言葉をよくいただく。
自分としては、別段とくに何をしているわけでも、なんでもないけれど、
ちょっとしたコミュニケーションで、言葉で、笑いで
人様が元気になるならば、そのことが自分が少しでも役立っているならば、
それだけでも存在意義があるのかなと、とちょっと大げさに思ってしまう。
8年目に突入した「愛の元気人」というラジオ番組で、「コミュニケーションなんでも相談室」
というコーナーをやっているが、この相談室はまさに普段の自分のままの回答であり、
基本的にはその人を認め、理解し、応援するという流れになっている。
生きていると、毎日いろいろあるけれど、自分がひとつの化学物質だとすれば、
他と交わればいろんな化学反応になるのだから、そりゃ合う、合わないといろいろあるだろう。
でも、また相手が変われば違う反応にもなるわけで、
そんな自然の摂理もわかってくれば、苦しみも乗り越えられるし、合う人との出会いがあれば
元気に走ることができるはず。

何もできないけれど、攻めて人様の元気づくりの媒介になれれば、と思う。
それが実感できると、私自身も元気でいられる。

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