ひと昔前、60代ともなれば、老人といわれ、とくに日本人の場合は
グレーとか茶色とか暗い色合いの衣類を着用し、
いかにも「年寄り」という感じの人が多かった。
若くもないのに・・・とおしゃれをしない・・・とくに、おじいさんとは
そんなものであった。
そんななか、イタリアへ出張した際など、時間的にゆとりがありそうな
老人たちがいつも町の広場に集まっておしゃべりしたり、ゲームをしたり
しているのが印象的であったが、そこにきているじいちゃんたちは
赤、白、緑など明るくはっきりした色合いのシャツに身を包んで、
イタリアのおじいさんは、おしゃれだと感心していた。
最近は少しづつ日本のシニアも変わりつつある。
兄のように慕っているある会社の会長さん。
私と年齢はひと回り違うので、今年の誕生日で66歳になられるが
ボタンダウンのピンクのストライプシャツを自然に着こなし
「今日からうちは、スーパークールビズだから・・」
と色も重量も重いジャケットを着用している若者らに
もっと軽装でいいよ。とリラックスするようすすめておられる。
いやー、ピンクのシャツが似合うシニアはなかなかかっこいい。
しかも腕時計は白。
ちょっと日本人らしくない装いではあるが、とても好感を抱く。
いくつになっても、より自分を元気に素敵に見える
自分のビジュアルづくりがいつまでもモテる秘訣かも?