やっぱり「1・2・3」で生きる。


ここのところ、「1・2.3」にまたまたご縁がある。
まずは、佐賀の有田焼の代表ブランドのひとつ、深川製磁。こちらの食器は全国のデパートで見かけるが、
産地は有田である。創始者の深川忠治が1894年に工房を立ち上げ、1900年のパリ万博に佐賀総代で
出品し一躍有名になり、有田焼は世界のブランドとして知られるようになったらしい。
その深川製磁、今年が創業123年だという。
この案内DMが先日届き、「やっぱりおしゃれな会社だ」と感動した次第。
一般には企業の周年事業とは100周年とか、150周年とか、もしくは125周年とするのが多いなか、こちらでは123周年。
ここの商品のデザインが大変気に入っているが、発想が面白い。今回、1年ぶりに工房を訪ねる。
普段の平日は、静かな工場内であるが、周年事業イベント期間だからか、万国旗で場内を飾っているのも面白い。
これから連休にかけて、有田・波佐見とも多くの訪問者を迎えるのだろう。
123年、業界のリーダーとして前進してきたこの深川製磁への興味が再び高まった。

そして、そのあと、平戸に向かいて、ザビエルの銅像の前に立つ。
江戸時代の殉教の地に、後年建造された、フランシスコザビエルの教会敷地。
そう、ザビエルとのご縁は「1・2・3」。
1年ぶりのこの銅像との再会。
「そろそろ、次の挑戦ですなあ」
とザビエルが語り掛けているように感じる。
「1・2・3」で、また走り出しますよ!とザビエルに約束する。

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