50歳の自分の約束を果たす

50歳最後の日になる。なんとか元気に無事に過ごせたのは、周囲のおかげである。
この50歳の誕生日、セカンドアルバムをリリース。そして50歳のうちに必ずやると
決めたこと。12月3日命日のフランシスコ ザビエルの讃歌として創った「フランチェスカの夢」をバチカンに贈ること、フランシスコ法王へ贈ること。実はCD完成と同時に思いついていたことであるが、どうせならば法王様の誕生日に向けてと思い、準備をしていた。
今回の行動について、家人は最初びっくり、あきれた様子?「どうして、そういうことを思いつくの?」と質問され、それでも、時間が経過、本当に準備に入っている様子を見て、最後は手伝ってもくれた。専用ジャケットのデザイン、歌詞の英訳から、スペイン語訳、さらには主旨を書いたお手紙の英訳・・・にいたるまで、いろんな方のお世話になった。どの方も私の想いを理解してくださって、「想いが伝わるといいですね。」と応援してくださった。ザビエルが船出したリスボンと、フランシス法王のふるさとブエノスアイレスの写真を使ったジャケットはなかなかいい。自分ならではの世界が表現できた。スペイン語に訳してくれたブエノスアイレスのモニカは常宿のスタッフ。曲ができたときにi-phoneで曲を聴いてもらい、これを贈ろうかと思っていると伝えると彼女は興奮して「きっと彼は喜んでくれるから早く送ったらいいわ」と言ってくれた。法王のふるさとの人に背中を押してもらい、現実の行動に勇気が湧いた。
大使館にも親切に教えていただき、こんな行動も、世の中で許されることなのだということも知った。手紙にサインをし、CDやオリジナルカレンダーも入れ、封筒に入れ、郵便局へ持ち込む。なんだかドキドキする。EMSでイタリアまで早ければ3~4日で届くという。
さて、ご本人の手に無事にたどり着くだろうか?いつ届くのだろうか?
すべきことはした、後悔はない。とてもうれしい気持ちだ。どんなふうに伝わるかもすべて
わからないが、手は尽くした。よし、やったぞ!おかげさまでいい50歳。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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