宿命と運命。

何年か前だった。知人と「宿命と運命」について話したことがあり、
今も何かあるとそのことを思い出す。
最近は世界の動向を見ていて、そこに登場する人々を見て
それについて、改めて考えさせられる。

人はそれぞれに、背負っているものがある。
そういう星のもとに生まれた。これは変えられないこと。
そういう宿命。
一方、運命は努力で変えることができる。
命は運ばれるもの。どんな思いで、何をするかによって、運命は切り開くこともできる。

何もせずにいることは、あまりにもったいない。
自分次第で変えられることは多く、その喜びに気づけば
幸せは自分次第だと、心も軽くなる。
何もしないで、運命だとか宿命だとか言っているのは
怠け者のような気もする。

しかし、自分の力ではどうしようもない大きな重い荷物を
背負っている人は、本当に大変だと思う。
先日、空港で暗殺されてしまったある国の
要人。生まれながらにして、大きな使命を
背負って生きてきたのだろう。
自分の命を案じて生きなければならない人生とは
想像もつかない。
これこそ、「宿命」なのだろう。

人は生まれながらにして、それぞれの
役割があるのだろう。
人間以外もそうだ。
今の自分に感謝し、生きたいように、自分で
道を切り開きたい。

ジャジャジャジャーン。
と、良き運命がそのうち、心のドアを叩いてくれる
ことを信じつつ・・。

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