神父さんをどこまで見習えるか?

敬虔なクリスチャンの知人がいる。
とても親しくつきあっていただき、20年以上の交流になるが、
出会った当時はビジネスマンとして、今はリタイアされてから
信仰を大切に、周囲を大切に真面目に生きておられる。
そんな人と、時々、カラオケで紅白歌合戦をやり、その後
お蕎麦を肴にカンパイする・・・のがとても楽しく、
年に何度もお会いできないが、私にとっては父のような
兄のようなボーイフレンドのような、元マーケティング仲間の
ような・・。
とにかくいろんな話題になる。
何時間話していても、話が尽きない。
そんななか、
人から昼夜を問わず、よく相談を受けるが・・・
という話になり、
神父さんという職業の話になった。
神父さんは信者さんの苦しみを軽減するために
自らを犠牲にして話を聞き、アドバイスをする
らしい。
まさに24時間体制だそうだ。
ときには電話が通じないところへ行って休んだ方が
いいですよ、と神父さんに言いたくなるほどに
心身のパワーを費やすお仕事なんだそうだ。
「いろんな人がいるんですよ、病気の人もいるしね。
そう、そういう人にも寄り添っていくのが当たり前だそうだ。

うーん、神父さんじゃないけれど、
神父さんにもシスターにもなる気はないけれど、
人として、やっぱり愛は忘れてはいけないなと
知人のやさしさに満ちた言葉を聞きながら
そう思った。

できる限り、困った人は助けたい。
私にできるやり方で・・。
助けてもらうことも、絶対あるのだから。
助け合い、支え合い。
愛と思いやり、忘れずに。

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