プロは何があっても、「やり切る」!

今回、役者の仕事は本当にすごいな~と思っていた。
それは彼らの演技力もさることながら、セリフの暗記力について。
よく覚えられるな~。
台本完成も本番にほど近いタイミングであった。
その努力、才能には本当に舌を巻くといってもいいほど。
逆に、役者さんから「よく楽譜も見ずに何でも弾けますね」と言われますが
私にしてみれば、そんなことは別にたいしたことではなく、大量のセリフを
きちんとインプットし、自在にアウトプットできることの方がすごいと
思ってしまう。
とくに芝居は、一度きり。
やり直しが効かない。お客様にすべて見られている。
それは、自分のライブと同じであるため、その苦労はよくわかる。

間違えたら、飛んでしまったら、どうするか。
一人劇であれば、一人ライブであれば、それも格好悪いが
それでも何とか修復できる。
しかし、団体戦で誰かが何かを間違えたり、飛ばすとどうなるか?
は想像したくないけれども、そんなこともあるかもしれない。
それでも、
絶対に、本番では止まってはいけない、続けなければならない。
そして動揺や焦りを見せてはいけない。

今回、何がおきても最後までやり切る役者たちの姿を見ながら
自分も絶対に何があっても止まらない、続ける・・を心がけた。

どんなに練習していても、何が起きるかわからないのが本番。
それも含め、お客さんが観る。

プロは何があっても・・・やり切るのだ。
いろいろ失敗しながら、どんどんやり切り力を習得して
いくのだ。

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