今の情報化社会の進化は、人類のそもそもの「人間=人の間」という基本的な、
人と人の関係性を退化、破たんさせる方法に向かっていると感じる今日この頃。
誰でも簡単に発信できるこの世の中は、自分自分、言いたい放題、言った者勝ち、
拡散重視・・であり、その発信が本当の意味でどう伝わり、巡り巡ってどういう
ことになるかという思考を停滞させている気がしてならない。
もっとよく考えて、世界規模でお互いに強調しながら、
そしていい意味でしのぎを削っていく・・。
そして地球がもっと良くなることが大切であるべきなのに、
今や社会は、いろんな壁の存在とボーダレス化が世の中をぐちゃぐちゃにして、
コミュニケーションのルールもマナーも機能しないままに、混乱の中にあると
いえる。少なくとも、私にはそう見える。
人間はひとりでは生きていけない。
国も自国だけでは生きていけない。
周囲があって自分が存在できる。
という観点に立てば、良好な関係、リレーションシップ、そしてパートナーシップが
築けるが、根本の発想、目的がずれていると、協議さえうまくいかない・・。
コミュニケーションの観点から今、世界を見ている。
拡散されればされるほど、黙りたくなる今日この頃だ。
言葉はときに暴力にもなる。
関係構築。世界のリーダーには、この言葉の暴力の勢いに流されず
あるべき道を示し、地道に行動し続けてほしい。
期待できるリーダーは・・・。