あるなじみのレストランに海外からのお客様をご招待する。日本のおいしい食事を楽しんでいただこうとお店にも事前に主旨を伝え、準備しておいていただく。
お客様にはたっぷりメニューを、私はダイエットしたいので、少し抑え目に・・。
店のスタッフはがんばって、一生懸命接客をしてくれた。が、ちょっと力が入りすぎてしまい、ちょっと何気ない一言がゲストにどうかな?と思ったので、その場でフォローを入れた。
そのことをスタッフは失言をしてしまったと夜中にお詫びメールをくれた。「今日はごめんなさい。ご満足いただけなかったのではと思います。悔しいです。今後は・・・」といった趣旨の言葉がつづられている。きっと彼は、完璧な接客をしたかったのに・・・と眠れない思いで送ってくれたのだろう。翌朝「気にしないで、これを次回に生かせばいいし、お客さんは喜んでお帰りでした~ありがとう」というメッセージを送り返した。
悔しい気持ち、反省。この気持ちはよくわかる。一生懸命やっていないと、悔しいという気持ちにもなれないはずだ。私はこの彼のひたむきさ、真面目さがとても好きだ。
私も毎日反省。そしてその上に次の行動がある。悔しい思いはときによし。まさに経験の良薬とは「悔しい思い」だと思う。
なんだか若者ってやっぱいいな。と素直さと謙虚さを見て、うれしくなった。
きっと今日は素敵な接客をしていることだろう。がんばれ、がんばろ。
悔しい思いは成長への道しるべ。
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