写真は2月8日からはじまる、演劇「中ノ嶋ライト」の稽古の様子と、役者さんたちとのショット。
稽古の途中で、まだ音楽を・・という段階ではないが、稽古場を訪ね、その練習風景を見せて
いただく。
役者を目指し、東京に来て、バイトをしながら役者の勉強をして・・・作家も同様だ。
この道に入り、成功するぞという熱い夢をもって、みんながんばっている。
まさに夢がないと続けられない、夢こそが自身を生かす、そんな職業とも思える。
今回、感動したのは、渡されている台本が、役者たちの演技により、文字からセリフや動きに代わり
劇という作品が完成されている過程に触れることができたという点。
そして役者の皆さんのセリフの暗記力には感心。よく覚えているな~。すごい努力の跡を感じながら、役者魂を感じた。
そして、今回ご縁をいただいた作家の滝本さんが、役者の前で演技指導をしている様子を見て、
自身が書いたものを他人に演じてもらうことで、自分が創りたい世界を創る・・という仕事は
まさに、芸術である。という点と、彼女の姿勢を横目で見ながら、作家としての彼女を強く
印象付けられ、書いても書いても終わらない、こだわり続けなければならない仕事に没頭している
生き方に感動した。
一緒に作品を創る、その過程に関わることができることに最上の喜びを感じた。
そして、役者さんたちは、礼儀正しく、謙虚である。
その姿勢も大変共感をもち、敬意を抱いた。
今回、演劇を観るではなく、一緒に創る・・という立場で、新たな経験ができることに
じわじわ、わくわく・・これまでにない気持ちが生まれる。
機会をいただいたことに心から感謝し、いい演出をしよう。