本当のメディアは「人」なのに。

トランプさんに機会があったらいいたい。
自分の思いを行動にするのは素晴らしいけれど、
人は人間は、「人の間」と書く。
英語ではHUMANであるが、同じ意味のはずだ。

となれば、人は「間」があって、存在できる。
人と人の間をつなぐのは、中間者であるMEDIAである。
媒体ともいう。

今、彼は既存のマスメディアを敵視し、自分が発するオウンドメディア
の力を最大利用し、これからもSNSを有効活用しようとしている。
ツィッターは、拡散ツールだ。深く考え、吟味され、構築された文章とは
違う。瞬間発信できる、インパクトは超大であるが、その影響はプラスにも
マイナスにもなるというものであり、
時に人を傷つけたり、不快にさせる側面もあるメディアである。
(もちろん、それはツィッターだけに限らないが)

どのメディアを重視するかは、いろんな考え方があるので、一概には
言えないけれど、それこそ、まさに彼が伝えるべきターゲットは誰か。
しかも反対する人が多い中、その反対する人にこそ、きちんと伝えなければ
国はまとまらない。だから、彼の重視すべきターゲットはアンチと思っていた
人が本当のターゲットなのだ。
そこを考えると、メッセージの発信の仕方が変わるばずだ。

人間にとって、最大かつ最高のメディアは「人」・
ああ、あの人は素晴らしい、いい人だ、信頼できる人だ。
好イメージの醸成こそが、今課題のはず。
であれば、本当の意味で、彼は伝え易さに陥らず、
きちんと人間に伝える術を身に付け、実行すべきではない
かな・・。

もちろん、五番街の大富豪にお友達もいなく、一生紹介される
人脈はないから、お伝えする機会はないかもしれないが、
コミュニケーションの立場から彼をずっと見つめている。

人を動かすのは、最後、ひとりひとりの良心である。と
私は信じたい。

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