南魚沼在住の作家の作品。
23日まで六本木国立美術館で開催されている独立書展にて
展示されている。
ここに書かれている言葉は「いつも心にハンカチ」。
そう、私が東日本大震災後、大船渡の仲間たちへのエールを
込めてつくった「かもめりぃ」の一節だ。
かもめりぃ YOU TUBE
かもめりぃ 歌詞
悲しいときも、うれしいときも、人はときに涙を流す、そして汗をかく。
でも、人前で泣けないこともある。
人前で動揺を見せられないこともある。
顔でがんばってほしい、笑顔でのりきってほしい。
でもときには心の涙や汗をふいてほしい。
その思いが、この言葉になった。
この作家さん、長崎の佐世保出身で新潟に住むという不思議なご縁の方。
ありがたいことに、時々、私の詩や言葉を彼女の書に使ってくれている。
文字の専門家に、私の言葉を選んで、彼女なりの表現をしてもらえることは
とても光栄なこと。
もっともっと、人々をうならせる言葉を生み出したい。
言葉は、ときに音楽になって、書になって、
いろんな形で表現され、心と愛を伝える力になる。
言葉・・・むやみやたらに拡散させるのではなく、
じっとそっと心に留まるよう
大切に扱いたいと、今改めて思う。