今日でオバマ大統領のアメリカは幕を閉じる。
明日はどんなアメリカになるのだろう?世界中がドキドキハラハラの週末になりそうだ。
オバマさんが最後の記者会見で、自らの複雑な思いをうまく言葉に凝縮して語ったあと、
報道関係者に「グッドラック」と告げ、そして会見が終わった。
8年という時間の中で、この大統領は少なくとも誠意と愛をもって
行動をしたと思う。
強いアメリカを目指すよりも、世界との協調、平和を志していたと思う。
私がオバマさんを好きなのは、彼の愛らしい表情とそこから発せられる
的確かつ心をうつ言葉。スピーチが素晴らしく、まさしく政治家は
言葉ありきの職業であることを教えられた。
彼の言葉には、心がある。申し訳ないが、日本のリーダーからは、それを感じられないが・・。
その素晴らしき、多くの人たちに愛されているこの大統領は、今どんな心境だろうか。
自分のやってきたことを、受け継いでくれる後継者ではないという現実のなか、
どんな気持ちで仕事を終わることができるのだろうか。
安ど感よりも、不安な気持ちが多いのかもしれない。
彼は最後の記者会見で、最後「GOOD LUCK」という言葉を残し、会場を
去った。
深い意味、複雑だけれども、前向きな気持ちなどをその一言から感じ取った。
時代が変わる。GOOD LUCK。この言葉には次代に心からの期待を込められている。
オバマ夫妻のこれからのGOOD LUCKを心より祈っている。